ブルーダイヤモンドとしては
過去最高値の落札額

ブルーダイヤというホウ素成分が入っているものは、ホウ素があまり取れないため採掘量が減ってしまい、価値が高額になりがちです。相場で言うと1,000万円は超えてきており、数は少ないですが億超えも存在します。そのような中、20億円の価値を持ったブルーダイヤモンドがあったことには驚くばかりです。世の中、平均生涯年収は2億円くらいですが、20億円とは金銭感覚が狂ってしまいます。もう働かなくても十分過ぎです。このようにダイヤモンドは価値が高く、特にブルーダイヤモンドには高額な価値が付くことになります。

ウィッテルスバハ・ダイヤは
今でも謎が多い

インドで産出されたこのダイヤは、1664年にフィリップ4世が婚礼のために買い取ったと言われていますが、その後の行方は不明になっていました。そして突如ドイツのウィッテルスバハ家からオークションに出され、20億円という高値が付いたところからウィッテルスバハ・ダイヤと言われています。このダイヤが何故オークションに出されたのか、また何故20億円という超高額で売れたのかも謎になっているのです。

もともとはドイツの
ウィッテルスバハ家が
所有していた

もともとは、ドイツのウィッテルスバハ家が持っていましたが、その前の17世紀にはフィリップ4世が所持していました。そこからの経緯は明らかになっていませんが、後にウィッテルスバハ家に戻り、代々受け継がれていったとされています。そのため所有者はウィッテルスバハとなり、ダイヤの名前もウィッテルスバハ・ダイヤになったのです。そこから売却されて20億円の価値が付いたというわけです。それは予想落札額を大きく上回る額となりました。落札されたダイヤモンドの中で、今までで最高額だと言われています。

まとめ

経緯は明らかになっていませんが、ウィッテルスバハ家に代々受け継がれてきたダイヤモンドが、予想を大幅に上回る20億円という値段で落札されました。それは今までで最も高い価値が付いたとされ有名になりました。またオークションで落札された宝石としても世界最高額となっています。さらに最近ではダイヤモンドの価格が上がっているため、これからますます価値が上がっていくことが予想されます。