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    決定する要素と
    買取査定で
    チェックされるポイント

珊瑚(サンゴ)の価値を
決定する要素と
買取査定で
チェックされるポイント

珊瑚の価値は
3つの要素で決まる

珊瑚の種類は豊富

珊瑚の価値を3つに分けた場合、まずは種類による違いをあげることができます。赤珊瑚や紅珊瑚、桃色珊瑚、白珊瑚などがその代表的な種類になります。さらには八射珊瑚、イシ珊瑚、軟骨珊瑚などの分類もあり、それぞれ希少性はありますが、同種であっても微妙な違いというものはあり同種、同一の種類であっても価値は変わります。

珊瑚の価値を決める基準はカラーも重要

珊瑚は種類によるカラーの違いがあり、最も価値が高いとされるカラーは赤色です。オックスブラッドという言葉が海外で使われているように、宝石としての価値を十分に持ち合わせていることも特徴的です。該当する赤珊瑚は原木のままではネット通販上での平均価格は30,000円程度にて推移していますが、宝石としてアクセサリーで販売されている赤珊瑚の中には6,000,000円という高額で売買された実績があるように非常に貴重な存在です。次に桃色珊瑚は欧州では人気が高い白珊瑚は乳白色、象牙色など均一なカラーも高い評価を獲得しています。

フラクチャーも重要な要素

珊瑚の価値を決める要素にはフラクチャーもあり、見た目のコンディションが該当していますが、自然に生息するものなので工業製品とは異なり傷や虫食い、ひび割れが無いものの価値が高いとされています。この条件は当然のこととして考えることができ、綺麗なコンディションであれば十分に価値のある評価を得るためのチェックポイントです。

珊瑚の価値を
左右する要素「種類」

赤珊瑚は最も人気が高い種類

珊瑚の種類の中でも人気が高く、実際に高額で買取り可能な赤珊瑚は色味が濃いことが特徴です。カラーグレードと呼ばれるものの中には、赤珊瑚の場合でも非常に種類は豊富にあり、黒色に近いSランクで、色の5段階評価で5の評価をされているものはかなり高額です。逆に価値が下がってしまう種類にはDランクで色は1に該当するものがあり、赤味が不足していることと色ムラなどが発生しているものが該当しています。

桃色珊瑚も人気があり、
価値は高めに推移

赤珊瑚の下のランクには桃色珊瑚という種類があり、綺麗なピンク色のタイプでムラも傷も無いようなコンディションであれば、国内だけでなく海外でも高い評価を得ます。また宝石としての取り扱いが多い種類でもあり、当然ながら天然の桃色珊瑚であれば素材でもアクセサリーでも高値で買取りを実現することが可能です。

ピンク珊瑚も種類の中では女性に人気

珊瑚の価値を決める要素の中には見た目が綺麗なことが前提となるので、ピンク珊瑚に分類される種類は女性を中心として人気が非常に高い傾向にあります。薄肌色に近い種類もありますが、ピンク珊瑚の場合はその名の通り美しいピンク色を放っている珊瑚が該当しており、アクセサリーにした場合には他の珊瑚とは異なり透明度が少し高めの種類が好評です。この種類は意外と数が少ない傾向にあり、赤珊瑚より価値は低めですが宝石として用いる際には赤珊瑚よりも向いている場合があるため高値で取引されています。

珊瑚の価値を
左右する要素「色」

珊瑚の中でも最上級とされる血赤珊瑚

珊瑚買取りの市場で最も価値が高く付けられる色に、血赤珊瑚と呼ばれている赤黒い色の種類があります。血液を更に黒色に近付けたような色になり、重厚感を感じると共に宝石として用いる際には奥深さも十分に感じ取れますので、最上級の価値が付けられています。特に日本国内の海で採取できる珊瑚にはこの種が多く採取される傾向にあり、かなりの希少性がありますので、日本製は特に人気です。

美しい赤の色も常に人気

血赤珊瑚まではいかずとも、赤色の中でも特に美しい赤色を放っている色は高い評価を得ている種類です。紅珊瑚もそれに該当しており、どちらかと言うと若干濃い色の赤色です。天然のものなので同じ赤珊瑚、紅珊瑚でも価値は左右されますが純粋に綺麗な赤色のタイプはニーズも高いので高額査定を受けられる可能性は十分にあります。

意外と白色も人気。
なかでも純白は希少性が高い

珊瑚と言えば赤色系、ピンク系を想像することが一般的ですが、意外と白珊瑚など白色系のタイプも人気はあります。白色は純白の他、乳白色など様々な色味の違いがありますが、珊瑚自体希少性が高いものなので、象牙と同様の扱いになり白色でも価値が高く付けられる珊瑚は実在しています。薄くピンク掛かったタイプの他、セピア色など濁りのあるタイプもありますが、白色の中で最も希少性が高いタイプは純白です。コンディション次第ではランクが低めの赤色珊瑚よりも高値になる可能性も十分にあります。

珊瑚の価値を左右する要素
「ヒ・フの有無」

珊瑚の特有の価値を決める内容には
「ヒ」の有無も影響

珊瑚は国内では古くから採取されてきた海の動物になりますが、お土産用の種類ではなく宝石としての取り扱いにおいては、「ヒ」の問題は欠かせません。珊瑚の「ヒ」とは簡単に言えばひび割れを起こしているかどうかの判断になり、クラックとしてひび割れを起こしている部分が多い珊瑚の場合は買取りを利用しても高額になることはありません。当然ながら「ヒ」が少ない珊瑚の場合は、素材を加工して宝石にした際にひび割れ部分の問題をクリアできますので価値は高くなることが一般的です。縦方向のひびになりますので、その部分が宝石に入ってしまうと美しさを発揮することが難しいので当然のチェックポイントになります。

珊瑚の「フ」の有無も大きく影響

珊瑚の価値を決める要因の中には「フ」の問題というものがあります。日本国産品の特徴として赤珊瑚を事例にするとある程度の透明度を保っている赤珊瑚の中には人間の骨のように内部に写り込みがあるタイプがあり、「フ」はそれを指しています。表面は綺麗だったとしても、この「フ」が出ている珊瑚の場合は宝石のように加工をする際に邪魔になってしまい、その部分を除外して加工する方法になることから、原木でお持ちの方のケースではマイナスポイントになることが一般的です。ただし買取り査定を受ける場合はお手持ちの珊瑚のサイズなども影響をするものですので、加工可能な部分が多いという場合では大きな問題にならない可能性は十分に出てくることも天然故の判断基準です。

珊瑚の買取査定では
産地や形状もチェックされる

日本の珊瑚は海外でも高い評価を獲得

昔は日本の領海内でも沢山の珊瑚が採取されましたが、後に乱獲の問題が浮上したり人工的な自然破壊の問題が起こったりしたことにより、採取できる珊瑚は減少傾向にあります。現在では珊瑚を保護する活動が行われている一方で、養殖をしている生産者が存在しているように希少性は古い時代よりも高まっていることが現実です。買取査定では産地がチェックされますが、産地においても日本国内産に最も高い価値が付けられています。主に日本の領土の太平洋側で採取される珊瑚は品質が良い珊瑚が多い傾向にあり地理的なことも影響をしており、チェック項目では日本が産地と判断されれば有利になることは間違いありません。

形状も当然ながらチェックの対象

赤珊瑚、紅珊瑚、桃色珊瑚、白色珊瑚など日本国内で採取される珊瑚は種類や色別でも価値は分かれていますが、本来であれば高額になるはずの珊瑚でも形状が良くないものは買取りでは不利になります。宝石として加工をして使うような用途では、形状が整っていないため目的とする宝石へとカットする部分が少ないタイプは問題が浮上してしまいます。他の宝石の原石と同一の判断と理解しても間違いではなく、綺麗な宝石部分を多くカットするために形状は重要なチェックポイントです。逆に言えば太目で直線部分が多い形状の珊瑚の場合では高値で買取りをする条件に当てはまっているので、結果的に重要な要素と考えることができます。

珊瑚の状態を保つための
メンテナンス方法

使用後には必ず行うべき
メンテナンスの基本

リングやネックレストップなど、珊瑚を用いているアクセサリーをお持ちの方は、使う度に帰宅後に行うことが推奨されるメンテナンス法があります。柔らかいマイクロファイバーなどの布巾を使って表面の汚れを拭き取る方法です。表面に油分や汗、皮脂などが付着していると劣化を起こしてしまう可能性が高いので、使う度に汚れが目に見えないとしても柔らかい布巾で拭き取る方法は非常に効果的です。注意点というものもあり、鉱石とは異なり同じ宝石のように扱われていますが、硬度が低めな素材になるので柔らかい布巾以外で拭いてしまうと傷の原因になりますので、用いる布巾選びも重要です。

傷や曇りができてしまった際の
メンテナンス法

珊瑚は硬さが低いことにより、ダイヤモンドなど鉱石類の宝石と同じような扱い方はできません。お手持ちの珊瑚のアクセサリーに傷が付いてしまったり輝きを失って曇ってしまったりした際にはテクニックは必要としますが、比較的簡単にメンテナンスを行えます。最も推奨できることは液体コンパウンド(傷や汚れを消す研磨剤)です。液体コンパウンドにも種類があり、サンドペーパー等で使われている番手を守ることが重要です。自動車に使われるコンパウンドの場合は、高くても4000番や6000番が一般的になりますが、珊瑚の場合は8000番以上のコンパウンドを用いて柔らかい布巾で磨くことにより美しい輝きを取り戻すことは不可能ではありません。この種の液体状コンパウンドはネット通販からでも購入できますので、買取りを希望する方にもコンディションを良くするためには推奨できます。

まとめ

珊瑚の買取りを利用する方は、所有している珊瑚の価値を様々な観点から理解しておくと高額査定も夢ではありません。種類による違いや色の違い、サイズの違いや「ヒ・フ」の問題など多くの条件がありますのでお手持ちの珊瑚はどのポジションに当てはまるのかをチェックすることで失敗しない買取りが利用可能です。実際に高級車が買えるようなコンディションの珊瑚も存在しており、買取りを利用する前には買取り店の情報も確認するとより一層ベストです。

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