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    査定額に影響がある?

保証書が無いブランド時計は
査定額に影響がある?

ブランド時計の保証書を紛失してしまうと、どのような影響があるのか不安に感じてしまいますよね。ここでは、保証書を紛失したときの影響や、買い取り金額を上げるポイントを紹介します。ブランド時計の保証書を紛失している場合は、ぜひ参考にしてください。

保証書が無い場合の
査定額について

時計を購入すると、タグや箱など様々な付属品を手に入れることができますが、その中でも保証書は大きな役割を果たします。保証書は、その時計に対して1枚のみしか存在しないからです。決して替えの利かないものだからこそ、重要性が大きいと言えるでしょう。

多くの買い取りサービスでは、保証書を紛失している状態でも問題ないとしていますが、中には保証書が無いと買い取りを断られる場合もあるのです。保証書をはじめとする付属品が無いと、偽物であるか正確に見分けることが難しくなるため、お店によっては買い取り不可とするケースもあります。

また、買取サービスを利用できたとしても、査定金額には少なからず影響してしまいかねません。ブランド時計に限らず、どのアイテムも付属品がそろっている状態のほうが、最も高い金額で買い取ってもらえるでしょう。保証書を紛失している場合は、付属品が欠品状態という扱いになってしまうため、査定金額は下がってしまいます。ブランド時計は数多くありますが、特に高級とされているアイテムを売る場合は、保証書が無いと大幅に減額されやすいのです。

保証書が無いと査定額は
どうなるのか

保証書が無い場合、実際に査定額がどれくらい下がってしまうのでしょうか?これは、時計の値段やユーザーからの人気度など、様々な条件によって変動します。買い取り希望のブランド時計の種類によって異なるため、一律でいくらとは言えませんが、いくつか例を紹介します。中古品のブランド時計で、販売金額が50万円ほどの時計だった場合は、以下となる可能性があります。

・箱……5千円
・保証書……1万円
・その他の付属品……0円

付属品が全てそろっている場合は、「完品」と呼ばれます。この完品の状態での買い取りだと、お店によっては査定金額から1万円以上上乗せしてくれる場合もあります。さらに、限定証をはじめとする特別な付属品がある場合も、上乗せしてもらえる可能性が高いでしょう。しかし、上乗せの有無や金額などは、お店によって全く異なるため、一概には言えません。

また、具体的な例として、ロレックスのプロフェッショナルシリーズを売却する場合の減額は以下となる可能性があります。

・保証書……5万円~30万円
・箱……1万円

ロレックスは高級時計の中でも人気が高いブランドなので、保証書の有無によって買い取り金額が大きく変動します。完品の場合は高価買い取りが期待できますが、もし保証書が無い場合は「思っていたほどの金額ではなかった」とがっかりしてしまうかもしれません。

保証書が無い場合の注意点

保証書が手元に無くても、ブランド時計を売却することは可能です。しかし、そのようなブランド時計を扱う際には、いくつかの注意点があります。ここで具体的に紹介していくので、ポイントを押さえておきましょう。

メルカリでの取り扱いについて

ここまでの解説を読んで、「査定額が下がるくらいならメルカリに売ろう」と考えた人は少なくないでしょう。実際にメルカリには、高級時計に限らず、貴金属やアクセサリーなどの取引があり、気軽にブランドアイテムを出品できるツールと言えます。不用品を売却するなら、メルカリのほうが手軽なのでは?と考える人は多いのかもしれません。

しかし、メルカリでブランド時計を出品するのは、リスクが高い行為であると言わざるを得ないのです。メルカリで商品を売却する場合は、やり取りをする相手が一般のメルカリユーザーです。このユーザーの中には、悪意がある荒らし行為をする人や、わざと出品者を困らせるような行為をする人もいるのです。

このようなユーザーに購入されてしまった場合、商品が到着した後に本物と偽物をすり替えられて、「出品情報と違う商品が送られてしまった」とうそをつかれる可能性があります。この場合、相手は当然返金するようクレームを言いますが、送った商品が本物であると証明できず、大きな問題になってしまうケースは少なくありません。最悪の場合は運営側から返金を指示されてしまったり、取引に制限をかけられたりしてしまうこともあります。

買い取り業者なら個人間の取引では無いため、このような問題が起こる心配はありません。もちろん保証書が無いことで、買い取り金額が下がることはありますが、もめ事に発展するリスクはゼロです。

シリアル番号が手書きだと
信ぴょう性が下がる

保証書が手元にあっても、シリアル番号が手書きされている場合は、信ぴょう性が低いという扱いをされてしまいます。手書きの場合は、自分で情報を書き換えることができるからです。本来のブランド時計とは違う情報を記載できてしまうため、保証書としての価値が低いとみなされてしまいます。

保証書の中には、偶然シリアル番号が未記入の状態で残ってしまっている場合もあるため、そのようなものは後から自由に書き足すことができてしまいます。この際にうその情報を記入してしまうこともできるため、信ぴょう性が低いと判断されやすいのです。

しかし、シリアル番号が手書きの保証書だった場合どのような扱いになるのかは、買い取り業者によって異なります。もし買い取りを希望している場合は、複数の業者で査定を行ってみましょう。金額が最も高い業者で売却すれば、手書きだからといって大損してしまうリスクを避けられます。

保証書が無い場合の修理について

保証書は修理やメンテナンスなどを、無償で受け付けてもらえるというメリットがあります。そのため、保証書を紛失してしまうと、これらのサポートを無償で受けられなくなるのではと不安に感じてしまうでしょう。

実は、保証書を紛失してしまったからといって、無償で対応してもらえないと決まるわけではありません。ほとんどのブランドでは、時計それぞれに割り振られているシリアルナンバーを使って管理しています。シリアルナンバーさえ分かれば保証期間かどうか判断できるため、無償で修理やメンテナンス等ができるのです。

中には保証書の提出を求めているブランドもあります。この場合、保証書が無いと保証期間内であるとみなされないため、無料で対応してもらうことはできません。

しかし、万が一保証書が無くなっている状態だったとしても、基本的には修理サービスを利用することは可能です。不安な場合は各メーカーのカスタマーセンター、もしくは修理業者に直接尋ねてみましょう。どのような場合に無償となるのか、自分は修理を受け付けてもらえるのかなど、正確に判断してもらえます。

買い取り金額を上げるための
ポイント

保証書が無い状態だと、買い取り価格が多少なりとも下がることは避けられません。しかし、だからといって買い取り価格が低くなると決まるわけでもないのです。ここで紹介するポイントを意識すれば、買い取り金額を上げられる可能性があります。ブランド時計を売る前に、以下のポイントを意識してみてください。

付属品をできる限り準備する

保証書はとても大切な付属品です。しかし、その他の付属品も、査定金額に影響を与えます。タグや箱などの付属品があれば、できる限り集めておきましょう。

普段使用しておらず、購入したときにしまっておいたままになる付属品は少なくありません。中でも替えのベルトは、捨てずに保管をしているケースが多いため、探し出すことができればブランド時計の付加価値を上げられます。また、時計のサイズ調整をしたときに、コマが余っていた場合も、付属品の対象となります。紛失しないようにしまっておいた場合は、こちらも準備してください。

本来であれば、これらの付属品は同じ場所に保管をしておくのが理想的です。探し出すのに苦労しなくなるため、買い取りをしてもらうときに査定がスムーズになるでしょう。もし今後ブランド時計を購入する機会があったら、付属品をまとめて保管する場所を考えておくことをおすすめします。

時計をキレイにしておく

中古品の場合は、時計に少なからず汚れが付着しています。買い取りの際には、そのアイテムがどのような状態なのかチェックされるため、汚れの有無は買い取り金額に大きな影響を与えるのです。買い取りをしてもらう前に、必ず汚れを落としておきましょう。キレイな状態で査定を行えば、自分が思っていたよりも高い金額で売れることも少なくありません。

汚れは布で優しく拭いたり、ほこりを除去したりする程度で問題ありません。簡単な作業で金属の部分の汚れが取れないからといって、自己判断で削ることは控えましょう。かえって大きな傷になってしまい、買い取り価格が大幅に下がる恐れがあります。

時計のベルト部分が革製品だった場合は、中性洗剤をうすめたぬるま湯で汚れを落とすことが可能です。簡単にもみ洗いしたら洗い流し、日陰でしっかり乾かしてください。これだけでもかなりキレイな見た目になりますが、仕上げに革製品用のクリーナーを使うと、高級感のあるビジュアルになります。

早めに買い取りをしてもらう

時計は肌に直接触れるものです。そのため、日数が経過するほど劣化しやすく、時計が少しずつ傷付いていきます。当然ながら劣化した状態の時計よりも、比較的ダメージが少ない時計のほうが、買い取り金額は高くなります。もし時計を売りたいと感じたときは、劣化する前に売るように心掛けしょう。

また、劣化を防ぐために、時計の取り扱いを日頃から注意することも大切です。時計を高所の不安定なスペースに保管したり、直射日光を当てたりすると、故障の原因になります。また、温度や湿度が高いと、著しく劣化する可能性が高いのです。最悪の場合はすぐに故障してしまうため、このような場所に時計を置かないようにしてください。

まとめ

ブランド時計の保証書が無いと、少なからず査定額が下がるものです。しかし、どれくらい査定額が変動してしまうのかは、売却するブランド時計の種類や買い取り業者によって異なります。仮に保証書が無かったとしても、査定額を上げるコツはあるので、売却する際は参考にしてみてください。

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