ロレックスで採用しているゼニスのムーブメントの特徴とおすすめモデル

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ロレックスで採用しているゼニスのムーブメントの特徴とおすすめモデル

高級時計を選ぶなら、見た目だけでなく機能性を重視したい人もいるでしょう。そのような人に注目されているのが、ゼニスのムーブメントです。ロレックスでもゼニスのムーブメントを採用しているモデルがあり、時計愛好家のなかで人気が高まっています。評価の高いロレックスを探しているなら、ゼニスのエルプリメロの詳細をチェックしてみてください。

 

ロレックスとゼニスの共通点とは?

ロレックスとゼニスは共通点があります。それは、「エルプリメロ」というムーブメントを採用した時計である点です。ロレックスやゼニスの人気の秘密は、内臓ムーブメントに魅力があるからでしょう。これらの時計は、時計愛好家はもちろんのこと、時計の機能を重視する人にも人気があります。

以前は、今と比べてそれほど多くの人がムーブメントで時計を選ぶことはありませんでした。しかし、1990年頃から時計を選択する要素として、ムーブメントで比較する人が増えてきています。時計愛好家の間では、ムーブメントを指定して商品を探す人もおり、お店でエルプリメリを直接名指しする人もいるくらいです。エルプリメロを探しているといったら、時計のブランドの種類やモデル名ではなく、ムーブメントを指していることになります。

 

ロレックスとゼニスで採用しているエルプリメロの歴史

ロレックスやゼニスを語るうえで見逃せないのが、エルプリメロというムーブメントだといえるでしょう。ムーブメントの紹介の前に、まずはゼニスというブランドの歴史を理解しておいてください。ロレックスで採用しているエルプリメロというムーブメントは、ゼニスというブランドが開発したものだからです。

ゼニスが誕生したのは、1865年のことでした。ゼニスはスイスの時計ブランドで、時計技師のジョルジュ・ファーブルージャスコにより生み出されました。彼は、はじめて時計製造の機械化の開発を進めた人で、彼が生み出したゼニスというブランドは有名時計メーカーのひとつへと発展することとなります。もともと彼は高性能な高級時計をつくることを理念としており、さらなる価値のあるものとして誕生したのがエルプリメロというムーブメントでした。エルプリメロは世界初の高性能クロノグラフとして誕生することになります。

しかし、エルプリメロというムーブメントは開発すぐに注目を浴びたわけではありませんでした。エルプリメロが誕生してから間もなくすると、世の中ではクオーツ時計が中心に変わっていきます。このような状況により、ゼニスのエルプリメロのような機械時計は注目されることはありませんでした。1975年には、エルプリメロの生産が中止となる事態になってしまいます。生産中止となったエルプリメロに関する資料や工具を破棄するよう指示されました。ところがこの指示に従わなかったシャルル・ベルモという時計職人がいたおかげで、エルプリメロを失わずに済んだのでした。ベルモはエルプリメロの資料や工具など関係あるものを人目のつかない屋根裏部屋に隠したのでした。

クオーツ時計の人気は一時的なものであり、世の中では再び機械時計が注目されるようになります。次第にゼニスの経営状況もよくなったところで、ベルモは隠していたエルプリメロの資料や工具を会社に返しました。1984年になると、ゼニスでエルプリメロの製作が開始されるようになります。このようにエルプリメロは一時期その技術が失われるところでしたが、一人の時計技師の行動により救われることになりました。あのとき勇気ある行動がなければ、エルプリメロは失われていたかもしれません。時計愛好家の間でも、エルプリメロという技術が残っていることに感謝したいのではないでしょうか。

 

現代でロレックスやゼニスのムーブメントが注目される理由

現在社会で時計のムーブメントが注目されるようになった理由は、消費者がムーブメントの知識を深めた結果からです。近年では機械時計の人気が向上しており、それに伴いムーブメントの知識に触れる機会が増えていきました。人気があるものはメディアでも取り入れるようになり、消費者は自然とムーブメントの知識を高めていったのでしょう。メディアで取り上げられるようになったのは、1990年以降です。時計雑誌や時計関連のネットメディアでも機械時計が登場するようになりました。

消費者のムーブメントの知識が向上している理由のひとつに、時計に対する造語の誕生があげられるでしょう。ムーブメントの種類を意味する言葉としては、自社ムーブ・エタポンがあります。自社ムーブとは、その名前のとおり自社で製造するムーブメントのことです。一方でエタポンとは、ETA社による既製品ムーブメント搭載の意味があります。ムーブメントを気にする人は当然自社ムーブに注目することでしょう。消費者の間でムーブメントの違いが注目されるようになり、ゼニス以外の時計メーカーでもエルプリメロを採用するところが増えていきました。ロレックスもそのひとつで、エルプリメロを採用した数が多いのはロレックスです。数多くのブランドでもエルプリメロの採用した状況はありますが、その数が多いのはロレックスだといえます。

エルプリメロ搭載のロレックスのモデルは、デイトナがあります。たとえば、1988年から発売されている、ロレックスの「オイスター パーペチュアル コスモグラフ デイトナ」にエルプリメロのムーブメントが採用されています。現在はロレックス自社開発のムーブメントに変わったため、エルプリメロ搭載の新しいロレックスのモデルは発売されていません。しかし、エルプリメロ採用のデイトナは今でも高い評価を得ており、高値で取引されることも少なくありません。

 

ロレックスで採用するゼニスのムーブメントの特徴

エルプリメロは、世界にあるクロノグラフムーブメントのなかでも最高傑作だといわれています。その理由は、他社のムーブメントが機能で追いつけないほど高スペックとなっているからです。エルプリメロの機能が高いといわれる理由は、パワーリザーブの長さ、クロノグラフの計測精度の高さがあげられるでしょう。

エルプリメロのパワーリザーブの長さは、約50時間です。丸2日間時計を使用しなくても問題なく稼働できます。現在販売されている時計でパワーリザーブが50時間のものはありますが、エルプリメロが開発された当初はそれほど長いものは多くなく、長い時間として評価されました。

また、エルプリメロのクロノグラフ精度は、1時間あたり3万6,000振動により、10分で1秒単位の計測が可能です。振動数は毎秒10振動で5Hzを達成しています。

さらに、エルプリメロが開発から50年を迎えることになり、機能が進化したムーブメントも開発されました。2021年に誕生したエルプリメロ3600ムーブメントでは、パワーリザーブが50時間から60時間へと延長されています。振動数は3万6,000振動と変わりませんが、誕生から50年以上経った今でも評価されるエルプリメロは特別だといえるでしょう。

また、エルプリメロのライバルといわれるものが多数ありますが、なぜエルプリメロは特別だといえるのでしょうか。エルプリメロと比較されることがあるのは、プレデリックピゲ1185・エタ7750・レマニア1350などがあります。高級時計として比較するなら、プレデリックピゲ1185がありますが、エルプリメロと比べるとやや機能が低いと感じるかもしれません。ほかのライバルの汎用性は高いのですが、特別感という意味ではエルプリメロに負けるのではないでしょうか。

 

ロレックスがゼニスのムーブメントを搭載しているモデル

ロレックスがゼニスのムーブメントであるエルプリメロ搭載したモデルでは、「ムーブメントCal.4030」という名前のものを搭載しています。通常、エルプリメロでは3万6,000振動ですが、一方でロレックス搭載のムーブメントは低く、2万8,800振動まで落としています。振動数を抑えた理由は、耐久性を高めたからです。このようにロレックスにエルプリメロが搭載されているモデルとゼニスを比較すると、ゼニスとは違った魅力があるでしょう。ロレックスのデザイン性はもちろん、エルプリメロの機能性と耐久性を求める人にもおすすめです。エルプリメロを採用しているロレックスは、1990年代のデイトナすべてです。

ロレックスのエルプリメロ搭載モデルで人気があるモデルは、デイトナ16523があげられます。1988年に発売されたスポーツモデルで、ゴールドカラーが豪華な雰囲気です。文字盤にはメカニカルなデザインが施されており、スーツ姿や普段着などにも合わせやすいでしょう。また、ロレックスのスポーツモデルで手巻き式を採用しているのはデイトナだけでした。これ以降のデイトナは自動巻き式に変わっていったため、より評価が高いモデルだといえます。

また、ロレックスでエルプリメロ搭載モデルとしては、デイトナ16520も人気です。1988年~2000年まで発売されたモデルで、ブラックの文字盤が特徴です。当時は厚みのあるモデルが人気だったこともあり、デイトナ16520もほかより大きなデザインとなっています。デイトナ16520の魅力は、耐久性や機能性がアップしたことです。このモデルから防水性能が100mに向上しました。また、防風にサファイアガラスが採用されており、耐久面で現行モデルと比べても同等レベルだといえます。

 

ロレックス以外でゼニスのムーブメントを採用しているブランド

ゼニスのムーブメントであるエルプリメロを搭載しているブランドは、ルイヴィトン・ブルガリ・タグホイヤーなどがあります。ルイヴィトンではLV277で、ブルガリではヴェロチッシモ、タグホイヤーはモンツァキャリバー36があります。各ブランドでもエルプリメロを採用した理由は、ムーブメントを利用したブランディングが理由のひとつでしょう。ロレックスと各ブランドの違いは、ロレックスはデイトナへ全面的に採用しましたが、ほかのブランドは一時的にエルプリメロを採用しただけという違いがあります。エルプリメロのムーブメントを採用した時計を求めるなら、ロレックスを選びたい人が多いのも納得できるでしょう。

ロレックスでもエルプリメロ搭載モデルは評価が高くなっていますが、やはりエルプリメロ搭載の時計といえばゼニスは見逃せない存在です。オリジナルのエルプリメロ搭載はゼニスだけで、ロレックスは改良されているためそれぞれを比較するといいでしょう。

ゼニスのなかでも評価が高いのは、1997年発売のエルプリメロです。ブルーの文字盤に、虹をイメージさせる色が採用されています。また、ストップウォッチ機能搭載モデルで、機能面でも評価が高くなっています。デザイン性が高く機能的なパイロットウォッチを探している人にもおすすめです。近年のモデルではゼニス エルプリメロ クロノマスターフルオープンが人気です。スケルトン使用で見る楽しみがあり、エルプリメロを堪能したい人におすすめします。また、スポーツタイプでは、ゼニス エルプリメロ スポーツもあります。文字盤がブラックで大人っぽく、シンプルなデザインのため汎用性が高いでしょう。ケースサイズは45mmで大きく存在感があるため、ほかにはない大きさの時計を探している人におすすめです。文字盤は機能性とクールな印象があり、カジュアルな服装でも合わせやすいでしょう。生産はされていませんが、中古で出回っているものを探すことは可能です。

 

まとめ

ロレックスとゼニスの共通点といえば、エルプリメロのムーブメントがあります。近年の機械時計の人気上昇にともない、ゼニスのムーブメントの人気が上がっています。残念ながら、ロレックスでエルプリメロ搭載モデルは販売終了となっていますが、今後も価値が高まっていく可能性があるでしょう。時計選びで機能性を重視する人や、ロレックスのなかでも価値が高いモデルを探している人は、エルプリメロのムーブメントに注目してみてください。エルプリメロは時代背景によりなくなってしまう恐れがありましたが、再びその機能性の高さが脚光を浴び注目を浴びるようになりました。エルプリメロ搭載モデルを比較するなら、ゼニスのモデルはもちろん、紹介したロレックスにも注目してみてください。

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