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    スーパーステンレスとは?

ロレックスで使用されている
スーパーステンレスとは?

高級腕時計に限らず、腕時計の素材にはステンレススチールを多用しており、ベゼルやベルト、ラグやリューズなど多くの箇所で使用されています。

高級腕時計で知られるロレックスでもステンレスを使用するのは例外ではありませんが、ロレックスで使用されているステンレスは一般的なステンレススチールとは異なり、スーパーステンレスといわれています。

ここでは、スーパーステンレスとは何か、他のステンレスとは何が違うのか、スーパーステンレスの特徴について紹介していきます。

 

一般的なステンレスの特徴

最初に、一般的なステンレススチールの特徴を紹介していきます。ステンレスは錆びにくく熱にも強く、強度も高いのが特徴です。

ステンレスを材料として使った製品は、台所のシンクや料理に使用する鍋、ハサミ、包丁など、家の中を見渡すと多数見つけることができます。

特に錆びにくいという素材の特徴を活かして、水回りに関係する製品の素材に利用されることが多いのではないでしょうか。

材質的な話をしますと、ステンレススチールは鉄やニッケル、クロムなどで合成された合金で、主成分は鉄となり、全体の50%以上を占めて、クロムは10%程度含まれています。

メインとなる金属成分はどの種類のステンレスでも同じですが、各成分の配合比率を変えることで、強度を増したり、加工性を上げたり、磁気性を持たせたりと、材料の特性を変えることができます。

そのため、ステンレススチールは1種類ではなく、使用する用途によって数多くのステンレス素材が存在しています。

一般的に使用されているステンレススチールは「SUS304」と呼ばれており、世の中での流通量が多いため、コストが安いという特徴があります。

SUS304はステンレスの中では安価ですが、他の金属素材(鉄やアルミ)と比較すると、材料単価は高い傾向にあります。

また、光沢があり錆びにくい素材なので、カジュアルで低価格な腕時計にも使用されています。

 

ステンレスが錆びにくいのはなぜか?

ステンレスの特徴は錆びにくいことが有名ですが、その理由として合金に含まれるクロム成分があるからです。

クロムは空気中にある酸素と結合することで、耐食性の「不動態皮膜」を表面に生成します。

この「不働態皮膜」は非常に薄く、厚さ100万分の1〜3mm程度で、この皮膜ができることによって、錆びを防いでいるのです。

不働態皮膜は非常に薄くてもろいのですが、酸素が周囲にあれば再生します。

ただし、過酷な条件下、例えば水の中や湿度が異常に高いところ、材料の表面が汚れなどで酸素と触れることができない状態では、皮膜を生成することができずに錆びてしまうので、あくまでも錆びにくい材料なのです。

ただし、先ほども述べたように成分の配合を変えることで、より錆びにくいステンレスに変化させることができます。

 

高級時計で使用されているステンレスとは?

一方で、高級腕時計のメーカーが主に使用しているステンレススチールは「SUS316L」という材料です。

このSUS316Lは耐アレルギー性が強く、オメガやパネライなどのような有名高級ブランドに使用されています。

一般的なステンレスであるSUS304と比較して、耐食性が優れており錆びにくく、光沢性があり装飾性にも優れています。

材質的には、SUS304にモリブデンという物質を添加したものがSUS316で、そのSUS316の炭素量を減らしたものがSUS316Lです。

SUS316Lになると、SUS316よりも耐食性がアップし、素材の加工性があがるため、複雑な形状でも加工しやすくなります。

高級時計以外の用途としては、SUS316Lは医療用のメスなど数多くの医療機器にも使われているのも特徴です。

 

ロレックスのスーパーステンレスとは?

ロレックスにもステンレススチールは使用されていますが、材質は他の高級時計で使用されているSUS316Lではありません。

使用しているステンレスは、「SUS904L」というステンレスで、スーパーステンレスと呼ばれています。

このスーパーステンレスであるSUS904Lを使うことは、ロレックスのアイデンティティーであるといえるでしょう。

SU904Lの大きな特徴は、鉄の配分を50%以下に減らすことで、より錆びにくく、耐食性をあげています。

SUS904Lは化学プラントなどの化学産業分野でもともと使用されているステンレスですが、時計業界に採用したのはロレックスが最初です。

ロレックスはサブマリーナーなどのダイバーウォッチのモデルを有しています。これらは海水を浴びるため、高い耐食性が求められます。

その過酷な環境下でも錆びずに正常な状態を維持させるために、高価なSUS904Lを採用したのではないでしょうか。

さらに、サブマリーナーなどのダイバーウォッチにのみ採用したのではなく、ロレックスの時計全体に採用したのは全くの驚きです。

一切の妥協を許さないロレックスの品質へのこだわりなのかもしれません。

 

オイスタースチールとは?

ロレックスの腕時計で使用しているステンレスは、通常のSUS304とは異なり、スーパーステンレスであるSUS904Lであると説明しました。

この特殊なステンレスであるSUS904Lは、ロレックスでは別名オイスタースチールと呼んでいます。

オイスタースチールは、耐食性に非常に優れており、熟練の技術で磨きあげることで美しい光沢の輝きを放つことができます。

オイスタースチールはSUS904Lスチール系であると記載されていますので、ロレックスオリジナルの材料というわけではありません。

SUS904Lがどのようなところで使用されているかというと、ハイテク産業や航空宇宙、特殊な化学産業などで、高い耐蝕性を要求されるところで使用されています。

ロレックスの時計も同じように過酷な環境下でも機能することが求められることから、SUS904Lはうってつけの材料となります。

では、なぜオイスタースチールという名称をロレックスがつけたのでしょうか?

ロレックスのケースは牡蠣のオイスターのように気密性が非常に高いのが特徴です。

そのオイスターケースを実現しているのは、SUS904Lがケース素材として使用されているからだといえるでしょう。

つまり、オイスターケースの完成にはSUS904Lは必要不可欠であったのではないでしょうか。

他の高級時計メーカーが使用するステンレスのSUS316Lとの差別化をアピールするために、ロレックスの自社製品に使用するSUS904Lをオイスタースチールと呼んでいるのでしょう。

 

まとめ

以上のように、ロレックスの高級腕時計に使用されているスーパーステンレスであるオイスタースチールについて紹介してきました。

オイスタースチールはSUS904L系統であり、高価で希少価値の高いSUS904Lを使わずとも、他の高級時計メーカーが使用するSUS316Lでも、時計としての機能やデザインは満足できるはずです。

ステンレスの素材にも一切の妥協を許さない、ロレックスのこだわりを感じることができたのではないでしょうか。

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