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2021年11月5日

財テクとしてのロレックス投資の重要ポイントや注意すべきこと

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財テクとしてのロレックス投資の重要ポイントや注意すべきこと

2008年のリーマンショック以降、投資目的で購入したロレックスを手放す投資家が後を絶たず、1980年代に始まったロレックスブームの流れの中では初の大暴落が発生した時期です。このときに手放された時計の量に驚く反面、ロレックスを投資対象としての可能性について認識した人も多いといえます。

ロレックスは投資対象としてあり得るのか

投資目的で購入したロレックスは、リーマンショック以降、慌てて手放す投資家が後を絶たず、この出来事は1980年代に始まったロレックスブームの中での初の相場大暴落といえます。その後、中国をはじめ新しい需要拡大の波が訪れ、需要と供給のバランスが乱れたことで値上がりが止まらない状況となりました。この流れを見ると、ロレックスは投資対象物として、元々圧倒的な知名度や人気の高さにより世界中の人々から価値を認められている時計でもあり、財テクに使える投資対象として有効性が期待できます。また、近年の値動きを見ても、多少のアップダウンはありつつも、リーマンショック後の数か月間の相場大暴落を除けば、ほぼ順調な成長を続けています。リーマンショックの大暴落の中でも著しい値下がりが起きたのはミルガウスというモデルで、2007年の発売当初の価格は180万円だったところ、リーマンショック以降は価格相場の3分の1である60万円まで値下がりました。しかし、ミルガウスは2019年以降も低めの価格を維持し続けており、他のモデルもリーマンショックで影響を受けたものの半年後には影響前の価格に戻っているなどを含め、ロレックスの時計は投資の対象となるといっても過言ではありません。さらに、現在においても投資や投機目的で購入される人も居るのが現状です。

 

投資の対象となるロレックスモデル

投資商材として着目する必要があるものは、収益性と安全性、そして流動性の3つといわれます。ロレックスの人気モデルの一つデイトナRef.116500LNは、2016年に登場した現行モデルで新品価格(2021年1月時点)は1,387,100円ですが、1年以上にわたり定価を超える実勢相場を描き続け、買取価格もこれを上回っている状態です。2017年1月時点での買取価格相場は約181万円、1年後の2018年1月時点では約213万円となっています。2019年1月時点では約245万円まで上昇し、その半年後には272万円まで急上昇しました。あまりにも急上昇し過ぎたのが要因してか、2021年1月には約238万円まで下がりましたが、その半年後の2020年6月には再び上昇して約270万円まで上がっています。この2017年~2020年までの4年間の価格推移からもわかるように、ロレックスは収益性において期待できるといえましょう。また、収益性が期待できるのは現行のデイトナだけでなく、現在のロレックススポーツモデルの大半が価格の上昇が見られるため、投資対象になるロレックスモデルは様々です。さらに、定価を超えている相場を持つ個体も多くあることから、仮に正規店で新品を買うことができた場合、それを時計買取専門店に持ち込むと数十万の収益を得られる可能性もあります。

 

ロレックス投資の一番分かりやすい事例

投資の対象として考えた場合、スチール製のスポーツモデルに絞り込むことがおすすめです。ゴールド製のスポーツモデルやドレスウォッチのデイデイトなど、文字盤や装飾などに際立つような特徴がないものは価格上昇への期待は難しいといえます。また、生産終了モデルなどの動きは顕著で、ロレックスの価格相場は為替と連動するケースが多く、円安のときには相場が上昇、円高のときには相場は下落傾向があります。理由としてはロレックスが輸入品であり、仕入れ価格が変動するためです。ただ、これは生産終了品に必ずしも当てはまるものではなく、市場には状態が良い個体が年々減っていて為替や国内の景気などに関係なく値上がり傾向が続いています。ロレックス投資の中で最もわかりやすいのは、エクスプローラーⅠのRef.1016です。1963年から1988年頃まで製造されていたRef.1016ですが、30年くらい前は約25万円で購入ができました。仮に、Eから始まるシリアル番号の個体を持っていると、その付加価値は非常に高いもので300万円を超える価格で売買できることもあります。Ref.1016は、製造末期ではシリアル番号にEやL、Rなどのアルファベットが付いているものもあり、プレミアを持つ個体として、生産終了が近付いたタイミングで作られていたモデルはコレクターとして魅力に感じるものといえます。

 

重要なことは買うモデルの選択

ロレックスには、投資商材として注目すべき収益性への期待は高いといえます。しかし、安全性については元本が保証されるか否かは不明瞭であり、どのような投資商材でも元本割れを徹底的に防御することはできません。ただ、ロレックスが投資商材として語り継がれる以前より、価値そのものの落ちにくさには定評があり、数年使用した後に再販を行っても比較的高値で売却ができる、すなわち安全性への期待もできます。ここ数年は、人気モデルに限り購入時の6割から7割、さらに大人気モデルになると8割以上で売却できるケースも多くなっていて、価値そのものの目減りが極めて少ないといえます。そして、長年価値が安定している理由の中には流動性、すなわち現金化しやすい点が挙げられ、高級腕時計は「持ち運べる資産」として、自由に査定に出すことができたり、複数の買取専門店を回りやすいなどのメリットを持ちます。さらに、二次流通市場が確保されていて、街中にはロレックスを積極に買い取る専門店が多数あるなど、流動性を担保しているのも一つの要因です。しかしながら、購入価格を大きく上回り売ることができるモデルは一部であることから、ロレックスを投資商材として選ぶとき最も重要なことは購入するモデルをしっかり見極めることといえます。

 

使いたい人には中古モデルが最適

将来的に価値が急上昇することから、新品のロレックスを購入して箱を開けずにそのまま保管することは、売るときの条件として理想的なものです。ただ、ロレックスは機械式時計であり、ゼンマイを巻き上げなければ時計としての機能を使うことができません。機械は動かしていないと不具合が起きやすくなるため、箱にしまったままにすることは非現実的です。時々、時計を手に取りゼンマイを巻いたり、自動巻きの場合は時計を動かしてゼンマイを巻き上げる作業も売るときには欠かせないものといえます。また、時計を見ているとそれを使いたくなるのもロレックスの魅力の一つでしょう。何十年もの間、時計を寝かしているのができないなどと考える人は中古品をおすすめします。この場合、多少の擦り傷があったとしても打痕がなく可能な限り磨いていない時計を選ぶのがおすすめで、1990年代製で製造当時のトリチウム夜光が揃っているモデルが良いでしょう。最近の中古時計店は、アンティークの予備軍として扱っているところが増えていますが、単に年式が古い中古時計の形で安価な値段で販売しているお店もあります。現時点で、普通に買うことができるロレックスを購入し、売り時を考えながら大切に持つ方法はロレックスの財テクに欠かせないコツといえます。

 

プレミアモデルはリスクが高い

ロレックス投資では生産終了モデルを狙うことがコツです。これは現行モデルとは異なり市場に出回る本数が限られるため、限られた数を買取業者が奪い合いを行い、結果的に価格が上昇しやすくなります。現行モデルは、売却のタイミングで利益を出すこともできるのですが、投資で結果を出すためには適正なタイミングで生産終了モデルを購入することがポイントです。安く買って高く売る、これは投資における鉄則で、今後価格が上昇しそうな生産終了モデルを安価で購入して確保しておくことをおすすめします。デイトナのRef.16520は2世代前のデイトナで、近年ロレックスの中でも価格が沸騰したモデルです。2016年にRef.116500LNが登場したことでRef.16520の価格は大きく上昇し、発売当初は約50円で買うことができたのですが、最近の中古品での価格は300万円を超え、買取価格も200万円を超えることが多いようです。20年くらい前に購入して現在売ると150万円の利益が出る魅力は大きいといえます。ただ、現在高額になっている時計を購入して、将来的な価格の上昇を狙うことはリスクが高い方法です。リーマンショック後には手巻き時計のデイトナやシードゥエラーの赤シードなど、高額品の値下がり幅は大きくなり、一時ではありますが、最高価格の半分くらいまで下落したモデルも少なくありませんでした。そのため、極端な特徴がない限り相場が低くなると下がり幅も大きくなる傾向があります。

 

ロレックス投資は長期戦を覚悟しておく

腕時計は一度でも使用すると中古品になり、未使用品と比べると査定金額が下がる傾向があります。そのため、投資目的でロレックスを買うのであればそもそも使わないといった選択肢も視野に入れておくことが大切です。中古品と未使用品では、数十万円もの買取価格に差が出ることもありますので、使用感を作らないためにも一切使うことなく大切に保管することが求められます。しかしながら、ロレックスは趣味性のある投資商材ですからロレックスがあるのに身に着けることができないのは時計が好きな人とって大きなストレスといえます。また、ロレックスは時間をかけて価格が上昇する傾向があるブランドであり、10年以上のスパンで投資を考えなければなりません。もちろん、短期間で大きく伸びる可能性があるモデルも存在しますが、それ相当のリスクがあったり差益が中々大きなものにはなりにくい傾向もあるため、日々の研究や先のことを計算するなどの努力は大切です。投資を成功に導くためには、仕入れ値にも注意が必要となります。投資の目当てとなる時計が高騰しているときに買うと損をしてしまう場合もあり、輸入品であるロレックスは円高のときを狙い、購入するのがポイントです。また、円安のときは国内での値段が上がっているため為替レートの確認も大切になります。

 

まとめ

ロレックスは投資商材として適していますが、成果が見られるまでにはある程度年数が必要です。新品を購入して10年前後大切に保管することは売るときに高価買取の可能性を持つ反面、その時点で価格が下がっていると投資としては失敗する可能性もあります。どのようなモデルが将来高くなるのか、これを考えたときには生産終了モデルや流通量が少ないもの狙い、購入するときには円高のときを狙って仕入れることがロレックス投資の基本ともいえる部分です。

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