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ロレックスのリューズは重要な役割を担っている
リューズは時計合わせやカレンダーの日付設定などで使うことが多い部品で、手巻き式機械時計ではゼンマイを巻くときに利用するため頻度そのものが多く、故障しやすい部分です。ロレックスでは、1950年代の後半から繊細な部品でもあるリュウズを守る目的でケースにリューズガードを装備するようになり、以前と比べると破損や故障の頻度は低減したと考えられます。ただ、完全防水機能を持つ腕時計などでは一般的な腕時計よりも故障に対して注意を要します。
リューズには引き出し式とねじ込み式の2種類があります。引き出し式は指でつまみ引き出してから操作するタイプで、ねじ込み式は気密性を保持できるタイプでロレックスの腕時計の大半はねじ込み式です。ねじ込み式は、時計内部を密封させることができるので、水から埃などの侵入を防御できる重要な役割を持つことがわかります。リューズの役割は大きく分けると2つ、その一つはゼンマイを巻いて時計を正常に動作させることです。自動巻きでは文字通りゼンマイは自動的に巻かれるため、機能そのものがありませんが、手動巻では毎日ゼンマイを巻くことになるので利用頻度は機械式時計の中でも多くなります。もう一つの役割は、時刻設定や日付を合わせることです。日付合わせはカレンダー機能が搭載している腕時計に限定されますが、カレンダーは毎月の終わりが30日と31日が交互に入れ替わるときには都度設定しなおしが必要になるなど、3つの機能を持つロレックス腕時計ともなるとその使用頻度は高くなるので故障のリスクも高まります。
ロレックスのリューズは繊細なので取り扱いに注意
ロレックスの腕時計の大半はねじ込み式ですが、これを引き出し式と勘違いしているとロックを解除した状態で思ったように動かすことはできません。ねじ込み式のリューズは、ゼンマイを巻き上げる動作が違うことに注意をしなければなりません。その手順とは、ロックを外してゼンマイを巻き上げてそれが終わったらリューズを押し込みながら逆回転させてネジ山を合わせて、右回転させてロックする流れになります。ねじ込み式である証があるものや引き出し式とは見た目にも異なる点はないので、手元のロレックスのリューズがどのような方式であるのか判別する必要があります。
所有しているロレックスがどのような方式であるのか判別するための方法は、ロック状態でリューズを引っ張ってみて、リューズが引けないものはねじ込み式と考えて構いません。ただ、このときあまり力を入れて引っ張ってしまうと余計な負担をかけてしまい破損する恐れもあるので注意が必要です。ねじ込み、これはネジ山がついているタイプで隙間を限りなくゼロに導くことができるので、防水性能が高いモデルに採用されているケースが多くあります。ねじ込んであるわけですから、当然ながら引っ張ってもリューズを引き出すことはできません。無理やり任せに引っ張ればネジ山がだめになったり、中にある芯が曲がるなどのリスクもあるため取り扱いには十分注意しましょう。なお、何らかの不安があるときには近所にある時計店に持ち込む、専門家に見て貰うことで修理が必要であるのか否かを判断することが可能です。
ロレックスのリューズのトラブルの修理はプロに任せる
リューズだけが取れてしまったとき、専用工具を使えば自ら修理することもできますが、リューズは精密部品のひとつでもあり正確にかつ安全に再接着させるためには熟練の技術が求められます。しっかり固定するためにはムーブメントそのものを一度外さなければなりません。やっているときに何とかなりそうだと、ねじ込もうとすると巻き芯と呼ぶ内部の芯が折れてしまうこともあるなど、無理やり押し込むことは控える必要もあります。
外れてしまったリューズ、これは修理に出すと新しいものに交換してくれるからと捨ててしまうケースもあるかと思われますが、部品そのものが劣化していないのであれば交換せずにネジ調整などだけで済むこともあるので捨てずに大切に保管して修理の際には本体と併せて持参しましょう。ちなみに、ロレックスのリューズは非常に高価なものが多く、中には3万円以上の費用がかかることにあるなど捨ててしまえば自腹の費用も高額になりがちです。修理方法そのものは、ロレックスの修理経験を持つプロでなければ判断することはできません。不要な費用を出さないためにも外れたものは捨てずに大切に保管しておくことをおすすめします。ブランド時計の販売や買取を行っている専門店の中には、修理部門を用意しているところもあり、修理部門を持っているお店はロレックスのリューズ取り付け対応も当然可能です。修理部門は、そのお店で中古品を購入したお客さんだけでなく買取した腕時計のメンテナンスなどを行っているため修理やメンテナンス費用を抑えることができるので買取価格への期待も高めです。
ロレックスのリューズはねじ込み式であることに注意
ロレックスの腕時計は機械式時計とクォーツ時計の2つがあり、機械式時計には自動巻きと手動巻の2つがありますが、いずれもリューズは、ねじ込み式です。ダイバーズウォッチなどの場合は、水深100mや200mまでの気圧に耐えることができる高い防水性能がありますが、一般的なスポーツウォッチやドレスウォッチでも水深50m前後の防水性能を持つのが特徴です。リューズは、時刻を合わせるときには必ず必要な部品であり、どのような種類でも必ずリューズは装備されています。しかも、防水性能を維持するためには引き出し式では隙間から水が内部に入り込む可能性があるので、ロレックスのリューズはねじ込み式を採用しています。
ねじ込み式のリューズを使うときには、ネジのように左方向に回すとリューズの頭部分がせり出して時刻やカレンダー設定を可能にします。時刻合わせなどを終えた後は、再びネジ山に合わせるように回して頭の位置を元の場所に戻します。ちなみに、時計を合わせる際には右回しで行うのが基本で、古い時代の腕時計の中には左回しで時刻を戻そうとすると壊れてしまうケースがあるので注意しましょう。ただし、数分程度の時刻のずれで右回しで調節するとなると、それだけリューズを回転させなければならなくなるなど、時計への負担をかけてしまう可能性もあるので意識過ぎない程度に頭に留めておくと良いでしょう。また、ロレックスの機械式時計の中でも手巻きタイプには巻止まりと呼ぶものがありますが、巻止まりを超えて巻き続けるとゼンマイが切れることもあるので巻止まりの感覚を掴むことも大切です。
リューズに異常を感じたら修理に持ち込むことが大切
リューズは繊細な腕時計の重要な部品、しかも利用する頻度が高い手動巻きなどではトラブルが起こりやすくなります。リューズが重い場合や回らない場合、引けないなどのケースは巻き芯が錆により劣化している可能性が高く、そのまま利用していると錆で固定されるなど動かなくなることもあります。内部が破損して歯車がずれる、これはリューズを回したときに空回りになる症状です。油切れや緩んでいるなど劣化している段階で強い力で引いてしまうと抜けることもあります。そのため、空回りや重く感じるなど異常を感じたときにはなるべく早めに修理店に持ち込むことが大切です。
油切れや錆などは、定期的なオーバーホール(分解洗浄)に出すことで防止することができます。ロレックスなどのような高級腕時計は、機能を損なわずに使い続けるためには4年に1度のオーバーホールが良いとされています。オーバーホールで内部を分解して洗浄する際に劣化しているものは交換して貰うことができるので、リューズのトラブル防止にも役立ちます。ちなみに、カレンダー機能のある腕時計を持っている人の中には、真夜中に日付設定をされる人もいるかと思われますが、腕時計内には日送り車と呼ばれる歯車があり、これは午後8時から翌日の午前4時頃までの中で作動する仕組みを持ちます。そのため、このような時間帯にカレンダー操作を行うと歯車の噛み合わせなどに負担を与えてしまい故障の原因に繋がることもあるため注意が必要です。仮に、このような時間帯にカレンダー操作をするときは、時刻を8時から4時以外の時間帯に動かしてからカレンダー操作を行うなどのコツが存在します。
まとめ
ロレックスのリューズは、無理やり引っ張ると破損のリスクがあるので注意が必要です。ねじ込み式が採用されている理由は、防水性能を維持させる目的があります。機械式時計の中でも手巻き式時計はゼンマイを巻くときにリューズを使うことが多く、利用頻度も高くなり精密な部品のため故障トラブルなどが起こりやすくなります。何らかの異常を感じたときには早めに時計店に持ち込み必要に応じて修理をして貰いましょう。また、トラブルを防止する意味でも4年前後に1度のオーバーホールも大切です。
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