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何事も最初で決まる!?時計を手に取った瞬間は何かに気が付くとき
腕時計の中でもロレックスは最上級の位置付けで、世界中のユーザーから愛され続けていることをご存知の方は多いでしょう。ロレックスは需要が高い人気ブランドのため、ほとんどのお店で買取してもらうことはできます。しかし、どのようなお店を利用するのかで買取価格に差が生じますので、売るときにはロレックスの買取実績が豊富にある専門店を選ぶことがポイントです。買取実績が多くあるお店では、ロレックスの知識も豊富にあるため、最近のモデルはもちろんアンティークロレックスなどの査定にも詳しく、信頼して任せることができます。
ロレックスの腕時計を買い取っている専門店の中には、目立つような傷があったりブレスレットが外れてしまったり、時計本体が壊れて動かないものでも値段を付けてくれるところがあります。最初から諦めるのではなく、状態を適切に伝えて買取可能であるか否かの確認をされることをおすすめします。買取店は、持ち込まれたロレックスを手に持ったり腕に装着するなどして手感での確認をするケースが多いようです。経験豊富な鑑定士の場合は、手に触れるだけでその状態や本物か偽物かの区別ができることもあり、お客様から依頼されたロレックスの価値を手感である程度把握することができるといいます。この段階ではルーペを使い細部まで確認することはなく、本物かどうかやコンディションを確認することがメインです。なお、手感での鑑定は、手に持った際に感じることができる重量感や本体およびブレスレットの重量バランス、ブレスレットのしなり具合や表面の質感、エッジの立ち具合やデザインバランスなどを確認します。
価値を最大限に引き出すためには時計の観察における経験値が必要
現代の腕時計の製造技術の進化は留まることを知らず、かつては高度なものと認識されていたような製造手法も昔より安価で実現できるようになりました。最近は高品質であると同時に低価格で大量生産ができるケースも多くなっています。そのため、鑑定士にとって長年使い慣れているルーペで鑑定する時計は、一見何の変哲もないように見えても年々変化をし続けており、その変化をきちんと把握することや目に見えないところの部分までの知識を更新し続ける必要があります。
ロレックスにはスーパーコピーとも呼ばれる偽物も存在しているため、査定をするときには偽物に対しての警戒心を持つことが大切です。偽物かどうかを見分けるためには、まずは手に取って確認してみることでおおよそ判断できるという鑑定士は多数います。これはルーペを使い細部の確認をする前の段階で、手感により得られる情報は非常に多く、贋物の8割程度はこの段階で気が付くケースが多いといいます。このような手感による鑑定は、贋物を見つけ出すだけでなくロレックス本来の価値を最大限に引き出すための鑑定にもつながります。
手感で贋物であるか否かを見極めることは、時計の鑑定をしてきた経験値がマストであり、経験を積むことでスーパーコピーを見破るための能力を得ることができます。そして、本物のロレックスにおいては、鑑定をおこなうその商品のプレミア度などの価値を最大限に引き出すことにつながります。また、腕時計の鑑定では全体的なコンディションのバランスに目を配ることも重要で、これによりその商品がどのような扱われ方をしてきたのかがわかります。大切に扱われていたものはムーブメントの状態が良好で、逆に雑に扱われてきたものは想像以上にダメージを受けているケースも少なくありません。
ディテールの確認はルーペを使ってチェック
ロレックスの査定を依頼されたとき、鑑定士は竜頭の操作をして動きなどを確認するといいます。竜頭ロックの解除を行い機械式時計の手動巻きの場合であればゼンマイを巻き上げて、針周りや針位置の確認、カレンダー機能を持つものはデイトの切り替わりなどをチェックします。これらの確認の際に動作が重く感じたときや違和感があるときにはこれ以上無理な操作を行わない、機械式時計の計測を行うタイムグラファーに乗せてムーブメントのコンディションの把握を行います。さらに、保証書や付属品などの内容を本体と照合して確認する、このあたりで偽物となるものは気が付くケースが多いのです。竜頭の動作やタイムグラファーに乗せての確認、そして付属品の内容などはすべてお客さんの目の前で行うのが基本です。
ここまでの確認を終えた後は、こんどはルーペを使いディテールチェックに入ります。ルーペでは、文字盤や針の品質、そしてコンディションなどを中心に見て行くことになります。塗料を何層にも重ねる塗装方法でもあるラッカーポリッシュ文字盤は、10秒程度の時間で確認を終えることができますが、ルーペで見ることで内部に水気の侵入が見られたときなどは状況に応じて裏蓋を開けるなどの確認も必須です。水気の侵入以外にも、過去に秒針などに触れた形跡が見つかったときなどもルーペだけでなく裏蓋を開けて内部をチェックする必要が出て来ます。ちなみに、時計を修理するときに利用するのがルーペではあるけれども、細部などディテールの確認ではこのような道具が役立つ存在になってくれます。
査定は総合的な判断が求められるためその場で決める必要はない
腕時計の買取の査定は、その場で金額を提示されて現金を受け取るというイメージを持つ人も多いといえますが、ロレックスなどのような高級腕時計ともなると、かなり高額な値段での取引になることも少なくありません。総合的な判断が求められるため、査定金額が提示されるまでには多少の時間を要するケースもあります。新しめのモデルは、様々な情報があるのでそれをもとに鑑定することで価値を見出すことが比較的容易にできますが、アンティーク時計となると情報そのものが少なく、知識を持つ鑑定士でも判断に困ることがあります。
文字盤の防水性能表記の中で、メーター表記が先に記載してあるものをメーターファーストといい、サブマリーナーなどはこのようなわかりやすい特徴しか存在していなかったモデルでしたが、最近では様々な分類分けがおこなわれていて取引額にも影響が起きやすくなっています。デイトナは機械式時計の代名詞ともいわれるロレックスのモデルですが、デイトナの文字盤の印刷や文字書体などの表面上の鑑定だけでは判断がつかない状態になっています。そのため、全体的なコンディションだけでなく、オリジナリティのバランスなど総合的な判断が求められるため、鑑定に時間がかかることがあります。
天然石の装飾を持つ腕時計の場合、アフターマーケットの中にも高品質なものが増えており、最終的にはメーカーの出荷時期や番号などの仕様が一致しているか否かを確認してもらわないといけないケースもあります。このように調べないとわからない部分があるときには、お客様に対して正しく状況を伝え、コンディションレポートを作成して顧客と共有し、時計を預かってもらうことも少なくありません。
ロレックスの査定に欠かせないポイントは無限!?学習に終わりはない!
ロレックスは、同じモデル(同一リファレンス番号)でも固体により様々な特徴があります。それは色やデザインだけでなく文字盤に記されている文字だったり、表記の有無だったりと、個体ごとに異なっていることを意味します。そのため、ロレックスの査定で必須となるポイントは無限に存在しています。現行モデルは情報がたくさんありますが、生産終了になっているものや、その中でも特に初代モデルともなると情報そのものが少なく、日頃からの学習を欠かすことができません。
本物と偽物を見極めることはもちろん、ロレックスの種類や状態を把握することでどのくらいの査定額を付けるのか、在庫状況などの事情や買い取った後に必要と予測されるメンテナンス費用、査定をする時計の自社もしくは競合他社の販売価格などを加味して最適な金額を導き出すことが可能になります。学習することで鑑定士としての知識の向上はもちろん、その知識を得ることでわざわざお店に来てロレックスを持ち込んでくれたお客様を不安にさせないプロとしての配慮につながります。
また、多数の時計としっかり向き合うことは経験値を高めることにつながりますし、新しいものだけでなく古いものにも常に触れ続けるなどの探求心もロレックス査定に欠かすことができないポイントです。ネットの中には学習に最適な情報が多数存在していますが、その情報が正しいものであるのか否かは別の話です。情報が正しいのか否かはいくつかの情報を集めて真偽を問うことも必要で、一つの情報だけを安易に信用するのは危険です。ロレックスの査定は、経験を多く持つ鑑定士がいる専門店をいくつか利用してみることで、価値を最大限に見出せるお店と出会うことができます。
まとめ
ロレックスの価値を最大限に引き出すための査定方法のポイントを解説しました。結論からするとロレックスの査定経験がどれだけ多いのか、知識をより多く持つことが価値を最大限に引き出せるポイントといっても過言ではないです。ただ、経験や知識を豊富に持つ鑑定士でも、その場で判断を下せないケースもあるため、この場合は持ち込んだロレックスを預かってもらって、メーカーへの問い合わせなどをおこなった上で最終的な査定金額を打ち出すこともあります。
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