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    年代ごとの
    仕様の違いで学ぶ!

ロレックスの変遷を
年代ごとの
仕様の違いで学ぶ!

年代によるデザインの
移り変わり

ロレックスの製品に採用されているデザインは、時代と共に移り変わっています。ロレックスの母体となる「ウィルスドルフ&デイビス」という会社が設立されたのは1905年のことで、ブランドの創始者であるハンス・ウィルスドルフは、移動する時に使用しやすいデザインにこだわって時計を開発しました。1908年にロレックスという商品名が登録され、それから100年以上にわたり多彩なデザインの時計を製作しています。1920年ごろまでのロレックスの製品には、懐中時計に似たようなデザインが多く採用されていました。また、ケースの部品にワイヤーが使用されているデザインの時計や、1930年代になると、よりさまざまなデザインの商品が販売されるようになり、アール・デコ風のデザインも考案されました。アール・デコとは幾何学模様が多く取り入れられているデザインのことで、アール・ヌーヴォーに代わる新しいデザインとして、美術品などにも多く使用されています。1950年代になると、現在でも人気商品であるサブマリーナーやエクスプローラーなどの商品が販売開始され、さらに多様なデザインの商品が作られるようになりました。1960年になると流行とともに、シンプルなデザインの製品が多く作られ、1970年代以降はデザインも安定してきて、大きな変化も少なくなりました。

 

時計の顔と言われる
文字盤の歴史

ロレックスの顔と言われる文字盤にも、長い歴史があります。会社が設立されてから間もない時期に製造されていた製品の文字盤に多く使用されていたのは、12の数字が赤く塗られているデザインです。この赤い12は文字盤の中でも特に目立っていて、時間が確認しやすいようになっていました。この頃はまだロレックスという商品名も使用されておらず、文字盤にも記載されていませんでした。ロレックスという商品名が使われようになったのは1908年からで、これ以降の商品の多くには、文字盤にロレックスの文字が使用されるようになります。ロレックスのトレードマークとして知られる王冠のマークが使われるようになったのは、1920年代になってからです。その際に時計の文字盤にも王冠のマークが使われるようになりました。1945年に発売されたデイトとデイトジャストは当時としては画期的な機能を持っていて、文字盤に時間だけでなく日にちを表示することもできました。1950年代になると、曜日も文字盤に表示できる時計も販売されます。1960年代になるとさらに個性的な文字盤が登場し、メインのダイヤルと小ダイヤルの色が異なるデザインの商品も考案されました。また、1970年代に製作された時計の中には、文字盤に品質の高さを示すマークが書かれていたものもあり、この時代のロレックスの特徴になっています。

 

ブレスレットの移り変わり

ロレックスの時計に使用されているブレスレットも、時代と共に変化しています。時計の見た目と使いやすさを決める重要な部品であることから、さまざまなデザインや素材を使用した製品が販売されてきました。1938年に誕生したオイスターブレスレットは、ロレックスの時計を象徴する部品として、現在でも多くの製品に使用されています。この当時、ブレスレットの材料に使用されていたのはストレート管という素材でした。1940年代になるとジュビリーブレスレットのついた製品も販売されるようになります。ジュビリーブレスレットとは、1つのコマが5つの部品から成り立っているタイプの金属製バンドのことです。1945年から販売が開始されたデイトジャストにも、ジュビリーブレスレットが使用されています。1950年代になっても、多くのバンドにストレート管が使用されていましたが、エクステンションブレスレットなども使われるようになりました。また、1960年代になると、より多様なブレスレットが使用されるようになり、リベットブレスやフラッシュフィットがつけられたものなども、販売されています。さらに、1970年代になって登場したのは巻き型のブレスレットで、21世紀になるとヘビータイプブレスも使用されるようになりました。

 

代表的な意匠から見る
ロレックスの変遷

ロレックスの製品に採用されている意匠の中には、このブランドを代表するようなものもあります。こうした意匠に注目することで、ロレックスというブランドの変遷を知ることもできます。ロレックスで使用されている意匠の中でも特に代表的なのは、王冠マークの下にデザインされている商品名などの文字です。同じタイプのロレックスであっても、商品名の記載方法は時代と共に変化しています。ロレックスの人気商品であるデイトナにも王冠マークの下に商品名が記載されていますが、70年代ごろに製作されたものは、書かれている文字の数も少なめでした。そして、王冠マークの下に「ROLEX」というブランド名が記載されて、その下に「OYSTAR」や「COSMOGRAPH」という文字が一緒に記載されているデザインが一般的といえます。他にも「DAYTONA」という商品名は一番下の小ダイヤルの上に記載されていて、見やすいデザインが特徴的です。1980年代製のデイトナにもこのタイプのデザインが多かったのですが、1990年代になると、より多くの文字が王冠マークの下に書かれるようになります。「OYSTAR」の代わりに「OYSTARPERPETUAL」という表記がされるようになり、「OFFICIALYCERTIFIED」という表記がされるようになったのもこの頃からです。

 

一貫して守られてきた
意匠の種類

ロレックスで考案されてきた意匠の中には、長い期間使われているものもあります。同じような意匠が一貫して使われているのは、デザインとしての完成度が高いことが大きな理由です。古くからロレックスを愛しているファンの中には、デザインを頻繁に変えることを好まない人も多いために、さまざまな製品で同じような意匠が長年にわたり使われています。また、人気のある種類のロレックスの中にも同じようなデザインがずっと守られて使用されているものがあり、定番商品の一つであるサブマリーナーにも、古くから共通のデザインが採用されてきた歴史があります。サブマリーナーの中で昔から使用されているのが、文字盤に表示される時間の図柄です。一般の時計のように数字が文字盤に表示されるのではなく、図形が代わりに表示されているデザインとなっています。例えば、12時の場所にデザインされているのは三角形を逆向きにした図形です。この図形が使われているのは12時の部分だけなので、文字盤の中でも特に目立ちやすくなっています。3時、6時と9時の部分に使用されているのは、長方形の図形です。3時と9時の部分に配置されているのは横長のデザインのもので、6時の部分だけ縦長になっています。それ以外の数字の部分に使用されているのは、丸い図形です。このデザインは最新モデルのサブマリーナーにも使用されています。

 

変える理由は信頼性の向上

ロレックスが商品の仕様を定期的に変えているのは、顧客からより多くの信頼を得るためです。腕時計に求められている性能は時代と共に変化し続けていて、それまでは顧客を十分に満足させることができた機能でも、時代の変化とともに不十分なものになってしまうことがあります。こうした変化を考慮せずに同じような仕様の時計を作り続けた場合、ファンの信頼をすぐに失ってしまう可能性があるので、ロレックスでは絶えず新しい仕様を考案し続けているのです。ロレックスのような高級時計メーカーでは特に、顧客から信頼を得ることが重要な仕事になり、顧客が望んでいるものを提供し続けることで、高級腕時計としての価値もさらに上がっています。ロレックスが長年にわたりブランド時計として絶大な人気があるのも、このような信頼性の高さが理由となっていて、より質の高い時計を製造するという姿勢が多くのファンに支持されてきました。ロレックスでは時計の仕様を変更する際には、数多くのスタッフが協力しあい、最適な仕様を決定しています。つまり、時計作りに関する知識に精通したエンジニアだけではなく、その他の技術者や試作品の組み立てを担当する人が力を出し合って、新しい仕様を作り出しているのです。こうした数多くの人々の努力によって、優れた仕様が多く生み出されてきたのです。

 

21世紀に誕生した
新たな意匠の変遷

ロレックスは古くから人気のブランドですが、21世紀になってからも、新たな意匠を考案しながら斬新な新製品を開発し続けています。時計のデザインの中にも21世紀になってから生まれたものがあり、2000年代の後半にも数多くの新商品が販売されています。中でも、2007年に販売されたヨットマスター2には、プログラムができるカウントダウン機能が搭載されています。これは世界でも初めて腕時計に搭載された機能でした。ヨットマスター2には、機械式のメモリーも搭載されていて、これらの新しい機能により、ヨットマスターはさらに使いやすい実用的な腕時計になりました。その他にもミルガウスやデイトジャスト2などの製品も販売され、サイズが大きめで厚さがあるというデザインが特徴です。また、自動巻きクロノグラフムーブメントのCal.4130を搭載した商品も販売され、このムーブメントはロレックスが独自に開発したものであり、これによりロレックスは完全に自社製のムーブメントを作ることが可能になりました。ロレックスの人気商品は21世紀に入ってからも変化し続けていて、ブランドを代表する製品であるデイトナのフルモデルチェンジや、偽造防止のためのルーレット刻印がおこなわれるようになりました。

 

ロレックスの中でも人気の
高い意匠

ロレックスで販売している商品の中には、意匠が優れていることから人気の高い商品もあります。ロレックスに採用されている意匠の中でも、特に多くの人に愛されていることで知られているのが、人気商品のデイトナに採用されている意匠であり、デイトナの意匠の中でも特に特徴的なのは、時計の文字盤にロレックスのマークがデザインされていることです。ロレックスのマークは王冠の形をしていることが特徴で、このマークにはオイスターという名前がつけられています。オイスターとは同社が開発した非常に高度な防水・防塵機能のことであり、このような機能の搭載された質の高い製品だけを販売するという企業理念から、王冠のマークが採用されています。また、ロレックスの象徴となっているマークが採用されているところがデイトナの大きな魅力となっていて、1番目立ちやすい12時の場所にデザインされているところも人気のあるポイントです。デイトナは種類によってさまざまなデザインが採用されていて小ダイヤルの意匠も豊富ですが、基本的に全ての商品にオイスターのマークがつけられています。初めてロレックスを購入する人の中にも、このオイスターのデザインを好んでデイトナを購入する人が多く、長年にわたって愛されている意匠です。

 

まとめ

ロレックスの製品に採用されてきた仕様について紹介してきました。ロレックスは会社が設立されて以来、さまざまなタイプの製品を製造してきましたが、使用されているデザインも時代と共に変化しています。初期の頃のロレックスには懐中時計のようなデザインが採用されているもの多くありました。また、文字盤も時代と共に変化してきた部品で、初期の頃の製品にはロレックスという商品名も書かれていません。中には、長年変わることなく使われている意匠もあります。

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