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    刻印の意味やK18との違い、
    高く売るコツを紹介

K18GPやK18GFとは?
刻印の意味やK18との違い、
高く売るコツを紹介

2023年9月に金の買取価格が史上初めて1万円台を記録するなど、近年金の高騰が続いているため、ジュエリー・アクセサリーなどの金製品の売却を検討されている方も少なくないでしょう。

お手持ちのジュエリー・アクセサリーの価値を正しく知り、少しでも高く売るためにも、「K18GP」や「K18GF」などの刻印の意味をしっかり理解することが大切です。

今回は、「K18」や「GP」「GF」などの意味やその違い、高く売るためのポイントを解説します。ぜひお手持ちのアイテムと照らし合わせながら、参考にしてみてください。

K18GPやK18GFの
刻印が示す意味とは?

金製品に施された「K18GP」や「K18GF」といった刻印は、金の品質を表すものです。最初の「K」はカラット(karat)を意味し、その次の「18」は金の含有率(純度)を24分率で示しています。K18なら18/24×100=75%となり、重量比で75%の金を含み、残りの25%は別の金属で構成された金合金であるという意味です。

では、「GP」と「GF」にはどのような意味があるのでしょうか。それぞれについて解説します。

K18GPは金メッキ

GPは「Gold Plated」の略で、金メッキ加工をした製品のことです。金メッキ加工とは、ベースとなる別の金属に薄い金の膜を張り付ける加工法をいいます。そのため、「K18GP」は、K18でメッキ加工した製品ということです。

「K18GP」以外にも、純金で金張りした「K24GP」、「K14GP」などがあり、金の純度で数字が異なります。

K18GPのメリットとしては、純金の割合が小さい分、価格も低く、手に取りやすい点が挙げられます。また、金メッキのジュエリーやアクセサリーであってもデザイン性が高いものは多くあり、さまざまなアイテムを気分に合わせて楽しめるでしょう。

ただし、金メッキは張り付けられた金が薄く、扱い次第でメッキが剥がれるおそれがあります。また、金属アレルギーが出にくい「金」を使用してはいますが、K24の純金以外には別の金属が含まれているため注意が必要です。金メッキが剥がれた場合もベースの金属に肌が触れてしまいます。肌の弱い方やアレルギー反応が不安な方は避けたほうが無難です。

K18GFは金張り

GFは「Gold Filled」の略で、金張り加工をした製品のことです。金張りは、ベースの金属に金の板を張り付ける加工法をいいます。「K18GF」は、K18で金張りした製品ということです。

「K18GF」以外にも、純金で金張りした「K24GF」、「K14GF」など、金の純度で数字が異なります。

金張りは金メッキと混同されがちですが、金の板を張り付けるため金に厚みがあるのが特徴です。そのため、傷がついたり剥げたりしにくいことや、純金より硬度が高いことで変形しにくいこともメリットといえます。

金製品より安価に購入できますが、金の含有量が金メッキよりも多いことや、加工に手間がかかるため金メッキよりは高価になります。

K18との違いは?

「K18」のみの刻印は、75%が純金、残り25%は銀や銅など別の金属で構成されていることを表します。「K18GP」「K18GF」は、メッキ加工や金張りした表面の金のみで、ベースの金属に金は含まれていません。

そのため、内部までほとんど金である「K18」と、「K18GF」「K18GP」はまったくの別物です。

純金の「K24」ではなく、別の金属を混ぜた「K18」がある理由は、金が柔らかい性質を持ち、そのままでは加工に向かないためです。他の金属を混ぜて金合金にすることで、純金よりも硬度を高め傷がつきにくく、耐久性に優れた製品にすることができるのです。

K18GPやK18GFに
金としての価値はある?

「K18」は製品自体の75%に純金を含むため、金として評価されます。ですが、「K18GP」は、表面部分に含有する金が少なすぎるため、残念ながら金としての価値はありません。

「K18GF」はK18GPよりは金の含有量が多く、製品全体の5%を金が占めています。とはいえ、金メッキと同じく微量のため、やはり金としての価値は評価されない可能性が高いでしょう。

K18GPやK18GFが
高く売れる2つのケース

「K18GP」と「K18GF」は、どちらも金としての価値はほとんど評価されません。ですが、場合によっては高く売れることがあります。

ここでは、「K18GP」と「K18GF」のアクセサリーやジュエリーが高く売れる2つのケースについて解説していきます。

宝石に価値があるケース

宝石が付いているものは宝石とセットで査定してもらえる場合があります。価格は宝石の種類や大きさ、品質、状態で異なりますが、質の高い宝石であれば査定額も上がるでしょう。特にダイヤモンドやルビー、エメラルド、サファイアなどは高額買取が期待できます。

ただし、宝石部分の査定をしていない買取業者もあります。査定依頼をする前に、事前に査定品目のチェックをしておくとよいでしょう。

デザインやブランドに価値があるケース

デザイン性が高いアイテムや、人気ブランドのアイテムは、需要が見込まれるため高く売れる可能性があります。傷や劣化が少ない美品であれば、さらに高値が付くかもしれません。

ちなみに、値崩れしにくく相場が安定している人気ブランドは、カルティエやティファニー、ブルガリ、ハリー・ウィンストンなどが例として挙げられます。ほかにも、エルメスやシャネルといったジュエリー専門ではないハイブランドも、買取価格が高くなりやすいでしょう。

まとめ

今回は「K18GP」や「K18GF」の刻印の意味や、「K18」との違い、高く売るコツについて解説しました。金メッキや金張りは金の含有率が低く、K18とはまったく異なるアイテムです。そのため、金としての価値は評価されませんが、付属する宝石や、ブランド品、デザイン性の高いものは高価買取できる可能性があります。

「K18GP」や「K18GF」の刻印が入った製品の売却をお考えなら、買取業者の選別が大切です。公式サイトなどでこれまでの買取実績をチェックし、信頼できる業者かどうかを確認してから、査定依頼をしましょう。

買取専門店「おたからや」は、金メッキや金張りのアイテムも査定可能です。査定料は無料のため、査定するか悩まれている方や、疑問がある方などもまずは気軽にご相談ください。

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