アフガナイトの特徴と宝石言葉
アフガナイトは青色が印象的な宝石です。宝石言葉「真実に向かう勇気」を持ち、前に進もうとする決意と勇気を示しています。宝石として発見されてからまだ年数が浅く、透き通るように明度の高いものは特に希少です。実は産出されるアフガナイトの多くは明度が低く、流通している中でも美しい石はごく一部とされています。
ラピスラズリやソーダライトと色味が似ているために同一グループと見られることがありますが、結晶の構成を細かく分析した結果、カンクリナイトグループに属することが判明しています。また、一定方向に亀裂が入りやすい性質もアフガナイトの特徴でしょう。この性質はへき開と呼ばれる現象で、加工が困難である一因です。
アフガナイトの色と魅力
アフガナイトといえば青が代表的な色ですが、同じ種類の石であっても色味が薄いものや緑色のものが存在します。はっきりとした青を持つアフガナイトは産出されるうちのごく一部で、青自体を含まないものも多数存在しています。また、表面上は青くても内部の色味が薄いものがある、透明なものがあるといった点も特徴でしょう。
青色が入らず暖色系の色素を持つアフガナイトの場合、ブラックライトを照射するとオレンジ色やピンク色に発光します。美しい青色なのにブラックライトの照射で発光するのは、表面上は青くても内部が無色透明なためです。青、透明、そして発光と、さまざまな表情を見せてくれるのもアフガナイトの魅力でしょう。
アフガナイトの産出国
その名の通り、アフガナイトはアフガニスタンを主な産出国とする宝石です。1968年にアフガニスタンのバダフシャーン地方サー・エ・サン鉱山で発見されました。アメリカやロシアをはじめとした各国でも産出されていますが、品質が低いものが多く、青く美しいアフガナイトはアフガニスタン産で占められています。
もともとはラピスラズリの産出鉱山で発見された他、青みを持つソーダライトやラズライトといった宝石と一緒に産出されることが多く、これらの宝石と混同されがちです。主要な産出国であるアフガニスタン産であっても、青みが強く美しいものは希少です。質が高く、かつ結晶が大きな石はさらに希少であり、高い価格で取引されています。
アフガナイトの
お手入れと保管方法
アフガナイトは非常にもろい宝石です。衝撃を与えると一定方向に割れてしまうへき開を持っているため、お手入れにも細心の注意が必要となるでしょう。
硬い床や机に落とすと割れてしまうことから、持ち運びにも注意してください。へき開が発生すると何気なくぶつけただけでも一気に割れてしまいます。また、硬度の高い石との接触でもひび割れが発生する可能性も考慮しましょう。
他の石と一緒に保管する際は、アフガナイトと接触しないようにできるだけ離して、置くなどの工夫が求められます。表面に汚れがついてしまった場合は、水で軽く洗い流すか、柔らかい布などで力を入れずに拭いてお手入れをします。
アフガナイトの市場価値
アフガナイトはその希少性から市場価値の高い宝石です。宝石として発見されてからまだ年数がたっておらず、市場に流通しはじめたのも2000年代に入ってからのことです。
アフガナイトはそもそも産出数自体が非常に少なく、産出されても内部の明度が低かったり、青みが薄かったりといった品質の低い石が多いといった事実も、市場になかなか出回らない理由として挙げられるでしょう。美しい青色を持つ石はごくわずかで、それも扱いを間違えるとすぐに割れてしまいます。
へき開を持つアフガナイトは割れやすく、加工の難しい宝石です。繊細な加工やカットが施されたアフガナイトはより希少性が高く、市場価値がさらに上がる傾向にあります。
アフガナイトの値段と価格相場
産出自体が希少なアフガナイトは、一見するときれいな青色であっても内部が濁っていたり、色味が抜け落ちていたりといった石も多数発見されています。青色が美しく発露したものほど値段が上がり、大きなものになると価格の上昇はより顕著になるでしょう。アフガナイトの原石として流通しているものの中には、青みが薄かったり、濁っていたりといったものも多くあります。
アフガナイトは繊細で割れやすく、加工をはじめとした取り扱いが難しいため、細やかな細工を施したアクセサリーになると価格はさらに上がります。未加工で小さな原石ならば10000円程度から見つけることができますが、アクセサリーに加工されたものは、使っているアフガナイトがごく少量であっても相場が高くなるでしょう。
まとめ
宝石言葉として「真実に向かう勇気」を持つアフガナイトは、傷つきながらも未来に向けて歩む人を応援してくれる宝石です。美しい青色は見ているだけでも癒やされる他、珍しい宝石として自慢にもなるでしょう。美しい青色を持ち、オレンジ系やピンク系の色素を持つ個体はブラックライトを照らすと発光するなど、ユニークな特徴を持つ石でもあります。アフガナイトを使ったアクセサリーを身に着けてみるのはもちろんのこと、お気に入りの場所に原石を飾ってみるのもおすすめです。
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