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    高騰する買取価格に注目しよう

ロレックスの仕入れ値と
高騰する買取価格に注目しよう

一般的な中古品買取の場合、仕入れ値を買取価格が大きく上回ることはありません。ですがロレックスは相場の上昇傾向が見られることで、仕入れ値を大きく上回る買取価格となっています。ではロレックスにおける相場の高騰には、どのような背景があるのでしょうか。

ロレックスにおける
相場を確認しよう

ロレックスの時計を正規店で定価購入したいと考えていても、人気が高いモデルだと正規店での購入が難しい場合もあります。正規店で購入しにくいことから、ロレックスの人気モデルは中古市場で購入する方が多くいます。

通常中古品を購入する場合、新品と比較すると安く買えます。しかしロレックスの場合、中古市場であったとしても、販売価格を大きく上回ることが多いと押さえておきましょう。人気が高いモデルほど相場が高くなる傾向があるため、実際に購入を考えているのであれば、仕入れ値と中古販売価格を比較して検討していくことが大切です。

購入ではなく持っているロレックスの時計を売りたいという場合、最初の仕入れ値より高くなることで、利益が得られます。価格が上がることに注目して、資産目的で保有している方や将来的に売ることを考えて投資目的でロレックスを所有している方も多くいます。自分で使うためだけではなく、ロレックスの時計を保有する理由は人によって違いが存在しています。

ロレックスの時計における特徴の1つが、需要の高さに供給がおいついていないという点です。そのため現行モデルであっても、欲しい人の全てが購入するのは難しいのが現状です。欲しい時計が購入できないことで、新品ではなく、中古市場で買い求める方が多く見られます。定価で購入できる正規店に並ぶ本数が少ないため、店頭に並べられたらすぐに売り切れてしまいます。確実に入手したいのであれば、仕入れ値より高くなってしまうとしても、中古市場を利用するのが適しています。

実際にロレックスの時計の中で特に人気が高いのが、スポーツモデルです。スポーツモデルといってもいくつかの種類があるため、時計ごとにどのような特徴があるのか、相場がどのくらいなのか確認して考えていくことが大切です。特に投資目的や資産としてロレックスを保有したいという場合、今の人気だけではなく、将来的な相場の見通しも含めて考えていくことが大切です。基本的には相場が仕入れ値より高いモデルが多いので、資産価値だけではなく、自分好みのものかという視点から購入するものを選ぶのも1つの手です。同じスポーツモデルでも、種類ごとの異なる特徴が存在しています。

人気モデルの
サブマリーナとデイトナ

ロレックスのスポーツモデルにおいて人気が高い種類の1つが、サブマリーナ124060です。2020年に発売されたモデルで、定価は990,000円(税込)です。買取相場は1,520,000円となっていて、定価以上の価格で中古市場では取引されています。

またサブマリーナ124060が発売された当初は、早く入手したいと考える方が多くいたため相場は上昇傾向にありました。中古市場では200万円近く価格まで相場が高騰するなど、定価の2倍以上の金額となっていたときもあります。一度相場が落ち着いたといっても、ロレックスの人気が高まっている状況では、再び相場が上昇する可能性もあります。入手したいなら、相場が再び上昇する前に購入を検討することも必要です。

ほかにもサブマリーナ124060が人気を集める理由の1つが、比較的安く購入できるからです。定価で100万円以上する時計も多い中、定価は100万円未満なので、エントリーモデルとして選ぶ方も多くいます。ロレックスの中でもリーズナブルなので、初めての高級時計として選ぶのも1つの手です。

デイトナはロレックスを象徴するモデルの1つです。そしてデイトナの中でも116500LNは、発売以降相場が急騰していることでも知られています。定価だと1,609,300円(税込)ですが、買取価格で考えた場合には4,410,000円となっています。仕入れ値が定価だった方であれば、デイトナ116500LNを買取に出すだけで3倍の価値になるかもしれません。

特にデイトナ116500LNの相場は、2021年に入ってから急上昇している傾向が見られます。相場があがっている理由の1つが、新作発表の噂があるからです。新作が発表されて116500LNの生産が終了すると、正規店で新品の購入ができなくなります。生産終了モデルの相場はさらに高くなるのが一般的です。そのためデイトナ116500LNを入手したいなら、生産が続いているうちに購入を検討しておくことが大切です。買取に出したい場合、次のモデルの発売が開始したタイミングで相場があがりやすいと押さえておきましょう。相場が上がったタイミングを逃さないことで、大きなリターンが期待できます。

GMTマスターや
エクスプローラーも人気

ロレックスにおける人気のスポーツモデルには、GMTマスターⅡ126710BLROもあげられます。126710BLROは2018年に誕生したモデルで、ベゼルが青と赤の二色でカラーリングされています。2色のペプシカラーであるベゼルが人気を集めて、需要が高い時計の1つとなっています。

実はペプシカラーは、ロレックスのラインナップではしばらく発売されない日々が続いていました。そのため初期は定価の2倍以上の値付けがされるなど、人気の高さが伺える価格になっていたのも特徴の1つです。

GMTマスターⅡ126710BLROにおける定価は、税込で1,189,100円です。それに対して買取価格は2,750,100円と、ある程度相場が落ち着いた段階でも定価の2倍以上の価格となっていると押さえておきましょう。そのため定価の仕入れ値にできれば、すぐに売った場合でもお金が2倍になるかもしれません。今後も同じような相場が推移していく可能性が高いので、中古市場で購入する場合には注意しましょう。

ロレックスのスポーツモデルの中で、比較的安価で買いやすいモデルとして注目されているのがエクスプローラーです。例えばエクスプローラーⅠ214270の場合、定価では687,500円(税込)なので、初めてのスポーツモデルとして選ぶ方も多くいます。エントリーモデルとして買いやすいといっても、買取価格だと1,060,000円と100万円以上の金額がつきます。値上がりしたタイミングでは、相場が130万円ほどで定価の倍近くの金額になったこともあります。相場の推移を見守りながら、中古市場での購入や買取を検討するのも1つの手です。

またエクスプローラーは、2016年にマイナーチェンジが行われました。マイナーチェンジの影響で相場が20万円近く上昇した過去があります。新たなモデルの誕生も噂されているため、欲しいならニュータイプの登場で相場が上がる前に探すのも1つの手です。逆に売りたい場合は、新しいタイプが発表されて需要と相場が高まるのを待ってから買取の利用を検討しましょう。購入や買取のタイミングで損をしたと後悔しないように、時期を見極めることが大切です。

シードゥエラーや
ヨットマスターが人気の理由

2018年に発売が開始されたシードゥエラーの最新モデルである126600における定価は、1,700,000円(税込)です。新型ムーブメントを搭載して誕生した最新モデルでしたが、1つ前のものと比較してデザインの変更は少なめでした。デザインの変更があまり見られなかったことで、初値が低めだったのも特徴の1つです。

最初の相場としては低めだったものの、シードゥエラー自体が人気の高いモデルの1つです。そのため徐々に相場は上がってきていて、初値から100万円以上の値上がりをしています。現状の買取価格は2,220,000円となっていて、今後も安定した相場が続く可能性が高いモデルです。

ヨットマスターにおいて高い人気があった116622の後継機として誕生したのが、126622です。定価は2,017,400円(税込)なのに対し、買取価格は2,663,100円と他のモデルと比較するとそこまで相場が高いというわけではありません。相場が高くならない理由の1つが、前モデルの流通量が多いからです。デザイン上の違いもほとんどないことから、中古市場の相場も落ち着いていると押さえておきましょう。ただし前モデルの流通が落ち着くと、126622の人気が高まって相場が上がってくる可能性もあります。

またヨットマスターの上位互換であるヨットマスターⅡも、ロレックスで人気が高い時計の1つです。上位互換というだけあって、デザインや機能性、さらには価格設定などヨットマスターとはさまざまな違いがあります。中古市場も高額路線を維持している商品なので、欲しい場合にはある程度の金額になると覚悟しておきましょう。

ヨットマスターⅡにおける注目ポイントの1つが、2017年にマイナーチェンジが行われたことで、市場には旧版と新版の両方が見られるという点です。新旧両方のモデルが市場に出回っていることで、相場が安定していないのが現状です。今後旧版の流通量が減るにつれて、新版に注目する方が増えて相場があがっていく可能性もあります。数が少なくなる旧版はプレミア価格になる可能性もあるため、流通量と合わせて相場を見守っていくようにしましょう。

為替相場がどのように
影響を与えているのか

定価より高く中古市場で出回っていることが多いロレックスの時計は、相場が右肩上がりを続けている傾向が見られます。相場が上がっている上昇は、ロレックスの人気の高さだけが理由ではありません。実際に相場を左右する要因には、どのようなものが考えられるか把握しておくことも大切です。

例えば中古市場におけるロレックスの相場を左右する要因の1つが、為替です。そもそもロレックスは本社がスイスにある海外の企業です。全ての製品が輸入品の扱いになるため、国内で購入する場合には為替相場の影響を受けやすいと押さえておきましょう。

実際に中古市場でロレックスを探す場合、国内正規店で仕入れたもののほかに、海外の正規店からディーラーが仕入れた並行輸入品も多く見られます。海外の正規店からディーラーが仕入れたものであれば、為替相場の影響を受けやすいので注意が必要です。

ロレックス側が為替相場に対して何の対策も行っていないわけではありません。国ごとに価格差が生まれないように、調整するように努力しています。しかし極力調整するようにしていても、輸入品で為替レートの影響を受けるのは避けられません。

このように為替レートの影響を受けるため、円安になると国内の相場は上昇し、円高になると下落する傾向が見られると押さえておきましょう。つまり円の価値が下がっている円安の現状において、中古市場でもロレックスの相場が高くなってしまう傾向があります。円安の状態が落ち着いたら、相場にも変化が生まれるかもしれません。

そして為替の影響だけではなく、仕入れ値が高騰しているのも相場が上がる理由の1つです。為替の影響だけであれば、ロレックスの相場に影響が出るのは国内だけと考えることもできます。ですが実際には、国内だけではなく海外の相場も上がっています。仕入れ値自体が上がっている影響で海外の相場も上がるため、中古市場の販売価格も高くなります。

このように為替レートや仕入れ値の上昇から、ロレックスの相場は上昇傾向にあります。国内外における品薄状態が根本的に解消されない限り、相場が大きく下がる可能性は低いです。今後もロレックスの時計は、高い資産価値を保ち続けると考えることが可能です。

供給量の少なさと流通量の制限

高級腕時計ブランドと聞かれたら、ロレックスと答える方も多くいるでしょう。普段高級腕時計を使わない方であっても、ロレックスの名前だけなら聞いたことがあるという場合も多く見られます。興味がない倉にも認知されるほど、圧倒的な知名度を持っているブランドです。そして国内だけではなく、世界的に見ても人気が高い高級腕時計ブランドの1つです。

では世界的な人気と知名度のあるロレックスは、年間どのくらい生産されているのでしょうか。生産数は年間70万ほどと推測されていて、これは高級腕時計ブランドの中では供給量が多いほうです。比較的供給量が多いといっても、世界的な需要を賄う分には足りないと押さえておきましょう。需要に対して供給量が少ないことが、中古市場における相場の上昇にもつながっています。

実際にロレックスの品薄状況は、2012年ごろから続いています。品薄状況が続くのであれば、需要が高い状況も続くので、相場も高い状態を保つ可能性が高くなります。ただしロレックスは、売上などの経営情報を公開しているわけではありません。情報が公開されていないため、さまざまな噂や憶測が生まれています。それらの噂や憶測を元にして、相場が変化することもあるため注意が必要です。

例えばロレックスの噂で語られることが多い内容の1つが、流通量の制限です。ブランドイメージを高めるために、ロレックス側が流通量を制限しているとの噂があります。このような噂があるといっても、わざわざ流通量を制限しなくてもロレックスは業界トップクラスの知名度があります。わざと販売数を減らすことで、利益が減ってしまう可能性もあるため信憑性の低い噂に惑わされないようにしましょう。

ちなみに流通量を制限しているという噂が広がった背景には、アップル社のアップルウォッチが関係しているとされています。2017年にアップル社のCEOであるティム・クック氏は、アップルウォッチの15年度の売り上げがロレックスを上回ったという主旨の発言をしました。ロレックスが経営情報を公開していないのにそのような発言をしたことで、さまざまな憶測が生まれて、流通量を制限しているという噂につながったと考えられています。

新ムーブメント開発の
影響は出るのか?

高級腕時計ブランドとして高い人気があるロレックスは、ずっと同じ製品のみを扱ってきたわけではありません。定期的に新モデルを発表することで、業界に新しい風を吹き込み続けています。そして時計機能に関わるムーブメントの性能向上は、業界トップを走るロレックスにとっても大きな課題の1つです。業界トップクラスの技術力があるロレックスであっても、他社の技術力が向上していることで、油断すると他社に追い抜かれてしまう可能性があります。

例えばCal.3100系のキャリバーは、1988年頃からマイナーチェンジを繰り返しながら使われています。しかしキャリバーは、他社が3日間以上のパワーリザーブを搭載したモデルを多く発表している中で、2日間が限界のものでした。他社より性能が落ちるとして、型落ち感があると思われてしまった過去があります。ですが2015年に新世代として登場したCal,3200系のムーブメントは、品質の高さで多くの方に注目されています。現行モデルのリファレンスの際にも、ムーブメントへの置き換えが進められています。

新ムーブメントの製作が大切な一方で、注意が必要なポイントもあります。それが新ムーブメントの製作に既存の生産ラインを使ってしまうと、生産量自体が減ってしまうという点です。生産量が減ってしまうと流通量も減ってしまうため、需要に対して供給量が追いつきにくい状態が続く結果になります。ロレックスにおける相場の高騰が続いていることを考えると、新ムーブメントの影響で相場があがっているという説は信憑性が高いという見方も多く見られます。

もし新ムーブメント開発の影響でロレックスの相場があがっているのだとしたら、今後はどのような見通しが予想されるのでしょうか。新ムーブメントであるCal,3200系への移行はある程度進んでいると考えられるため、今後は新ムーブメントの製作に使っていた生産ラインで生産ができるようになるかもしれません。生産量が増えれば流通量も増えるため、相場が落ち着いてくる可能性もあります。しかし流通量が増えても需要が高い事実は変わらないので、需要に対し供給量が少ない状況が続き、定価以上の相場は続く可能性が高いです。

今後の相場と高く売るポイント

ロレックスの相場が高騰してしまう主な理由が、需要に対して供給量が少ないことです。欲しい人が全て正規店で購入できる状態であれば、中古市場の相場が高くなることはありません。ですがロレックスの場合、正規店で購入が可能な現行モデルですら、需要に供給が追い付いていません。需要の高さから将来的な資産価値に期待して、自分が使うための目的ではなく、投機対象として見られていることも多くあります。投機対象として購入したい方も多いため、時計ファン以外からも需要が高いという点が、相場の上昇にもつながっています。

ではロレックスを購入したいと考えている場合、どのようなタイミングを選べばいいのでしょうか。購入するか迷っているのであれば、今買ってしまうのも1つの手です。中古市場で考えた場合、今後大きく価格が下がる可能性は低いです。相場は今後上昇する可能性が高いので、今買うことで相場が上がる前にロレックスを入手できます。さらに現行モデルであっても、生産が終了したらプレミア価格になる可能性があります。プレミア価格がつく前に入手することで、購入時より高く売却できる可能性が高いと押さえておきましょう。

では投機目的でロレックスの腕時計を購入したい場合、どのような点に注意したらいいのでしょうか。注意するべきポイントの1つとしてあげられるのが、どこで売るのかという点です。同じモデルを売却する場合でも、買取店ごとに査定額に違いがあります。中には相場を大きく下回る買取価格となってしまうこともあるため、売るお店によっては大きく損をしてしまうリスクもあります。少しでも高く売却するために、利用する買取店選びに注意しましょう。

ロレックスの相場を見て売り時だと考えたら、まずは一括査定サイトを利用してみるのも1つの手です。一括査定サイトなら、複数の鑑定士が査定をして、並行店との価格交渉まで行ってもらうことが可能です。何件も買取店を回って価格を比較する必要がないため、少ない手間で一番高く買い取ってもらえる選択肢を探せます。資産価値が高いロレックスの時計だからこそ、満足度の高い形で売却するために何が必要か考えていくことが大切です。

まとめ

ロレックスの中古市場が高騰している背景には、需要の高さに対する供給量の低さや仕入れ値の上昇、為替レートの影響などの理由があげられます。今後も高い相場が続く可能性が高いため、相場を見ながら買い時や売り時について考えましょう。

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