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GMTマスターが人気を集める5つの理由を解説!人気モデル7選や選び方のポイントも

ブランド時計のロレックスではさまざまなモデルを展開していますが、とりわけ高い人気を誇るのがGMTマスターです。

GMTマスターは個性的なベゼルデザインや、複数のタイムゾーンを把握できる実用性が特徴のモデルで、発売当初から世界的に愛されています。

この記事では、GMTマスターの歴史や人気の理由、代表的なモデルを紹介します。GMTマスターの選び方のポイントも解説するので、ぜひ参考にしてください。

ロレックスのGMTマスターとは?ⅠとⅡの違いも紹介

まずは、ロレックスの人気モデルである「GMTマスター」の概要や歴史から見ていきましょう。GMTマスターのⅠとⅡの違いについても解説します。

GMTマスターの歴史

GMTマスターは、1950年代にパン・アメリカン航空からの要望を受け、ロレックス社で開発された高級腕時計です。ロレックス社は1955年に、GMT機能を搭載したGMTマスター(GMTマスター Ⅰ)を大々的に発表しました。

GMT機能とは、時差の異なる2都市の時間を同時に表示できる機能のことです。旅客機による旅行などが活発になり始めた時期であったことから、パイロットや世界を旅する人々などから愛されてきました。

そのうち、空を活躍の舞台とするプロ向けに登場したのがGMTマスター Ⅰです。GMTマスター Ⅰは、過酷な状況で働く空軍パイロットからも愛用されていました。

なお、ロレックスでは1953年に、視認性・耐久性に優れたエクスプローラーや、100m防水機能を有するサブマリーナーを発売しています。エクスプローラーとサブマリーナーは、それぞれ山と海で活躍するプロ向けのモデルです。

その後、GMTマスター Ⅰは何度かモデルチェンジを行ない、最後の4世代目は1999年に生産を終了しました。後継種となるGMTマスター Ⅱは、1982年に登場しています。

GMTマスター Ⅱのなかでも特に注目すべきなのが、2007年に発売された3世代目のモデルです。

傷に強く、紫外線による退色が起こりにくいセラクロムベゼルを採用しています。耐久性の高いパーツを使用し、装着感と見た目の華やかさが先代よりもアップしているのが特徴です。

また、デザイン性が高く、実用的である点も注目すべきポイントです。ビジネスシーンで使いやすく、多くの愛用者から高く評価されています。

ロレックスGMTマスターⅠとⅡの違い

GMTマスターのⅠとⅡの大きな違いは、GMT機能の操作方法です。

GMTマスター Ⅰの第2時間帯の調整は、「回転ベゼル調整式」と呼ばれる方法で行ないます。回転ベゼル調整式とは、2つの時針が常時連動し、時刻を示す目盛りを回転ベゼルによってずらして第2時間帯を作る方法です。

一方、GMTマスター Ⅱは、回転ベゼル調整式に加えて「時針調整式」にも対応しています。時針調整式では、2つの時針のうち1つをずらして第2時間帯を作ります。

また、GMTマスター Ⅱは第3時間帯の設定に対応している点も、GMTマスター Ⅰとの大きな違いです。

GMTマスターが人気を集める5つの理由

高級ブランドのロレックスが販売するさまざまなモデルのなかでも、特に高い人気を誇るのがGMTマスターです。人気の理由には、単に見た目の素晴らしさだけでなく、優れた機能性なども挙げられます。

ここでは、GMTマスターの人気の理由を5つ紹介します。

3つのタイムゾーンを把握できる

前述のとおり、現在も生産されているGMTマスター Ⅱでは、3つのタイムゾーン表示が可能です。24時間表示のベゼルや24時間で1周するGMT針、単独で動く短針が、第3時間帯の表示機能を実現しています。

リューズを1段引くと短針だけを動かすことができ、2段引くと時針・GMT針を連動して動かせます。

このような仕組みを利用することで、通常の時針・分針では出発地のローカルタイム、GMT針では到着地のローカルタイムの表示が可能です。また、回転ベゼルを活用すれば、経由地のローカルタイムを表示することもできます。

個性的なデザインを楽しめる

一目見ただけでGMTマスターだとわかる独特なベゼルデザインは、非常に個性的です。両方向に回転するベゼルは人目を引きます。

洗練された美しいデザインを求める方にとって、GMTマスターは満足度を高めてくれる腕時計だといえるでしょう。

また、2色ベゼルのGMTマスターには、配色に応じたペットネーム(愛称)があることも特徴的です。

ベゼルカラー ペットネーム
赤×青 ペプシ
赤×黒 コーク
青×黒 バットマン
緑×黒 スプライト
黒×茶、もしくは茶×金 ルートビア

2色のベゼルカラーは、初代GMTマスターで午前と午後を視覚的に表すために、赤×青のカラーを採用したことから始まります。

この2色の配色は、GMTマスターであることがすぐにわかるアイコンとして人気が高まりました。そして、配色から連想されるブランドや人気キャラクターのペットネームが付けられたことにより、広く認知されるようになったのです。

過酷な環境でも安心して使用できる

電子機器があらゆる場所に存在する現代の生活環境では、腕時計が磁気の影響を受けて正しい時間を伝えられない可能性があります。しかし、GMTマスターは耐磁性に優れているため、周囲に電子機器があっても問題なく使用できるのが強みです。

耐候性の点でも優秀で、暑さや寒さが厳しい場所でも正確な時間を示します。

さらに、耐衝撃性や100mの防水性能も備えており、マリンスポーツを楽しむときも安心して装着できるのが魅力です。

メンテナンスが簡単にできる

GMTマスターのムーブメントは、すべて隙間がないように設計されているので水洗いできます。そのため、ご自身でこまめなメンテナンスを行なうことが可能です。

また、手首に優しくフィットするモデル以外は、毎日装着しているうちに違和感が生じるようになるかもしれません。

GMTマスターのブレスレットには、長さを5mm延長できるイージーリンクシステムと呼ばれる機能が備わっており、装着に違和感が生じたら、手首の太さに合わせて簡単に調整することが可能です。

希少性の高いモデルが多数ある

ロレックスのコレクションのなかでも、GMTマスターには希少性の高いモデルが多く存在します。

例えば、「ファットレディ」や「ソフィア・ローレン」と呼ばれる初代GMTマスター Ⅱ(Ref.16760)は、1983~1988年の5年間だけ製造され、愛好家から人気が高いモデルです。

また、GMTマスター Ⅱのうち、文字盤の表記が「Ⅱ」ではなく「||」となっている「スティック文字盤」のモデルも人気が高まっています。スティック文字盤のモデルは2000年代後半に製造されたごく少数の個体だけで、特に希少性の高いのです。

GMTマスターの人気モデル7選

ここからは、GMTマスターのなかでも人気の高いモデルを7つピックアップして紹介します。

Ref.126710BLRO

2018年に発表されたGMTマスター Ⅱのモデルで、伝統的な赤×青ベゼルが特徴的です。

ムーブメントには、このモデルのために製作された新ムーブ「Cal.3285」が搭載されています。ムーブメントの構造が新しくなったことで、パワーリザーブが70時間まで延びました。

Ref.116710BLNR

2013年から2019年まで発売された、GMTマスター Ⅱの3世代目のモデルです。ベゼルは人気カラーの青×黒で、「バットマン」と呼ばれて親しまれています

搭載されたムーブメントは「Cal.3186」です。100m防水性能やサファイアクリスタル風防、トリチウム夜光などの基本的な性能に加え、トリプロックリューズやセラミックベゼルなどが採用されています。

GMTマスター Ⅱのモデルのなかでも、特に需要が高いモデルといえるでしょう。

Ref.126710BLNR

「Ref.116710BLNR」の後継モデルとして、2019年に登場しました。ムーブメントには新型の「Cal.3285」が採用されています。

ジュビリーブレスレットを備えているため、ブレスレットとケースの接続部につなぎ目がなく、外観に一体感があります。しなやかで快適な着け心地が人気です。

Ref.116710LN

2007年から2019年にかけて製造されていたGMTマスター Ⅱのモデルです。ロレックス初のセラミック製ベゼルを導入し、大きくモデルチェンジしました。

シンプルな黒のベゼルカラーが、シックな印象を引き立てています。

24時間針や文字盤に記されているモデル名には、ロレックスのコーポレートカラーのグリーンを採用しています。洗練されたシンプルさのなかにも、際立つ魅力を持ったモデルです。

Ref.126711CHNR

オイスタースチールとエバーローズゴールドを組み合わせた、コンビモデルのGMTマスター Ⅱです。

従来の時針・分針・秒針に加え、24時間でダイアルを1周する矢印型の針と、両方向に回転する24時間目盛り入りのベゼルが備えられています。革新的なハイテクノロジーを搭載したモデルといえるでしょう。

黒と茶のツートンで仕上げたベゼルカラーが、落ち着いた印象を演出しています。

Ref.126720VTNR

2022年に発表されたGMTマスター Ⅱで、リューズや日付窓の配置が通常とは逆になっているのが大きな特徴です。GMTマスターのラインナップに左リューズが追加されたことは、時計業界に驚きを与えました。

オイスターブレスとジュビリーブレスがあり、各モデルでレフティ仕様となっています。

また、従来のGMTマスター Ⅱでは使われていなかった、黒×緑のベゼルカラーも新鮮です。

Ref.116713LN

2006年から2019年まで製造された、オイスタースチールとイエローゴールドのコンビモデルです。

ロレックスのイエローゴールドは、豪華さのなかにも上品な雰囲気を併せ持っています。また、深みのあるブラックにより、スポーティなテイストに仕上がっていて、長く人気モデルとして支持されてきました。

生産が終了したことで、中古市場の相場は高まっている傾向があります。

GMTマスター Ⅱの青×黒は中古市場での人気も高い

GMTマスター Ⅱの青×黒ベゼルは、中古市場でも高い人気を誇るモデルです。ここでは、人気の理由と査定額の高さについて解説します。

GMTマスター Ⅱ青×黒が人気の理由

青×黒ベゼルのGMTマスター Ⅱは、「Ref.116710BLNR」から「Ref.126710BLNR」(2019年発表)へと引き継がれた人気のモデルです。なぜ現在でも高い人気を誇っているのでしょうか。

ここでは、GMTマスター Ⅱの青×黒ベゼルが人気の理由を詳しく見てみましょう。

高級感のあるデザイン

ロレックスのGMTマスター Ⅱのなかでも、特に強い個性を感じさせるのが青×黒モデルです。

「Ref.116710BLNR」は2013年に発売され、2019年まで販売が継続されました。その後は、新ムーブメントを搭載した「Ref.126710BLNR」へと引き継がれており、それぞれの買取相場は高値で推移している状況です。

人気を誇る大きな理由として、高級感のあるデザインが挙げられます。セラクロムと呼ばれるセラミック素材を使用し、ベゼルのデザインが青と黒のツートンカラーになっているのがこのモデルの特徴です。

そして、セラクロムを用いたベゼルは、世界で初めて2色の配色に成功します。それが初代のGMTマスター Ⅱであり、時計作りにおけるセラミック使用の重要な節目となりました。

ゴージャスな雰囲気と個性が共存するベゼルデザインには、人々を惹き付ける魅力があります。

耐久性に優れている

個性的でラグジュアリーな腕時計であっても、強度に優れていなければ日常的に着用するのは難しいでしょう。その点、GMTマスター Ⅱの青×黒ベゼルは耐久性に優れているので安心です。

傷が付きにくいため、衝撃を与えないようにと気を遣いすぎる必要もありません。気軽に使用できる高級腕時計として適しています。

また、GMTマスター Ⅱの青×黒ベゼルには、前述のとおりセラクロムのベゼルを採用しているのもポイントです。セラクロムはロレックス社が独自に開発して特許を取得した素材で、耐蝕性と耐傷性に優れています

どのような環境でも時計の美しさを保てる点は、このモデルの大きな強みといえるでしょう。

ビジネスシーンに最適

GMTマスター Ⅱの青×黒モデルは機能性に優れており、ビジネスシーンでの着用に適しています。さらに、高級感のある落ち着いたデザインであるため、アクティブに動き回るビジネスマンに愛されてきました。

現在もGMTマスター Ⅱの機能性やデザイン性は高く評価され、中古市場での需要が高まっている状態です。

また、中古市場では、商品に傷がない時計ほど価値が高まる傾向があります。傷が付きにくく、耐久性に優れているGMTマスター Ⅱの青×黒ベゼルは、中古市場でも高値で取引されています。

GMTマスター Ⅱ青×黒は査定額が高い

スタイリッシュなデザインが魅力的なGMTマスター Ⅱの青×黒ベゼルは、中古市場で高額取引されています。高い価値を維持している理由はどこにあるのでしょうか。また、高価買取のためにはどのような工夫をすべきなのかも気になるところです。

ここでは、GMTマスター Ⅱの青×黒ベゼルの査定額が高い理由と、高価買取のポイントを解説します。

安定して高値が続いている

繰り返しになりますが、GMTマスター Ⅱの青×黒ベゼルは傷に強く、耐久性に優れたモデルです。実用的でビジネスシーンにも適しているため、現状の買取相場は安定しています。

コロナ禍の影響で多少相場が下がることもありましたが、その後は高値の状態が続いています。

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付属品にも十分な価値がある

GMTマスター Ⅱの青×黒ベゼルの付属品が手もとにある場合は、売却の際に持参すると、高値で買い取ってもらえる可能性が高まります。

ブランド腕時計の付属品に含まれるのは、箱や保証書などです。取扱説明書や予備のコマも付属品に該当します。GMTマスター Ⅱと付属品を一緒にした状態で、買取専門店などで査定を受けましょう。

なお、1つでも付属品が欠けていると、それだけで査定額が下がる可能性があります。特に保証書は、本物のロレックスであることを証明する重要なアイテムです。査定を受ける前に、保証書の有無を必ずチェックしましょう。

付属品が買取価格に与える影響については、以下の記事で詳しく紹介しています。

<関連記事>時計の買取額は附属品の有無に左右される!各附属品が査定額に与える影響

クリーニングは必須

一般的に、購入した状態に近いほど、査定額のアップにつながるとされています。

腕時計にはホコリだけでなく、汗や皮脂といったさまざまな汚れが付着するものです。そのため、買取専門店に行く前に、ご自身でクリーニングしておくことをおすすめします。

クリーニングでは、本体の汚れを優しく除去するのがポイントです。マイクロファイバーやセーム革といったやわらかいクロスを使用し、腕時計の表面に傷を付けないように優しく掃除しましょう。

買取価格に与える時計のコンディションの影響については、以下の記事も併せて参考にしてください。

<関連記事>時計のコンディションが買い取り金額を大きく左右することもある!

GMTマスターの選び方のポイント

GMTマスターを実際にどのようなシーンで着用するか想定することで、相性の良いデザインのモデルを選びやすくなります。

例えば、ビジネスシーンで着用することを前提とする場合は、ベゼルカラーが黒、もしくは黒×茶のバイカラーモデルがおすすめです。どのようなデザインのビジネススーツにも、違和感なくマッチするでしょう。

また、ブレスレットの種類も腕時計の雰囲気を変えるポイントです。

GMTマスターのブレスレットは、3連のオイスターブレスレットと5連のジュビリーブレスレットに大別できます

スポーティな雰囲気を演出したい場合は、3連オイスターブレスレットを選ぶとよいでしょう。一方で、ラグジュアリーな雰囲気を出したいなら、5連ジュビリーブレスレットが適しています。

GMTマスターの人気モデルの買取査定は「おたからや」へ!

ロレックスのGMTマスターは、投資対象としての人気も高く、中古市場でも品薄の状態が続いています。円安ドル高の為替相場の影響で買取価格が高まっている今は、まさに売り時ともいえるでしょう。

手もとにあるGMTマスターの買取査定を依頼するなら、買取専門店「おたからや」へご相談ください。

おたからやは全国に1,000店舗以上を展開する、業界最大級の買取専門店です。最新の買取相場を踏まえたうえで、経験豊富なプロの査定士が適正に査定を行ないます。

「店頭買取」または「出張買取」から、ご都合に合わせて買取方法を選べます。概算の査定額を知りたい場合は、便利な「WEB査定」もおすすめです。もちろん、査定だけでもかまいません。

付属品の有無や時計のコンディションにかかわらず、どのような状態のGMTマスターでも査定いたします。売却を検討中の方は、まずはお気軽にご相談ください。

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まとめ

ロレックスのGMTマスターは、GMT機能を搭載し、多くのパイロットや世界を旅する人々などに愛されてきました。一目でGMTマスターだとわかる個性的なベゼルは、配色に応じたペットネームで親しまれています。

なお、GMTマスターには希少性の高いモデルが多数あるため、この記事で紹介した人気モデルをチェックしておきましょう。なかでも、ビジネスシーンで使いやすいGMTマスター Ⅱの青×黒のモデルは、中古市場でも人気が高く、高価買取が期待できます。

保有しているGMTマスターの売却を検討している方は、ぜひ買取専門店のおたからやまでご相談ください。

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