コラム

純金ではないバハマ独立記念金貨

●どれも品位が低めに設定された金貨

金貨の買取額を大きく左右する品位。バハマがせっかく独立を実現させて発行した金貨なわけですから24金とまではいかなくても21金以上で作って欲しかったと思ってしまいますが、バハマ独立記念金貨は500/1000という品位になっています。全体の半分が金ですしその輝きも確かにゴールドですから金貨と表現しても問題ないのですが、この独立を記念して作られたものではない100バハマドル金貨よりは品位がかなり落ちるため、100ドルのバハマ独立記念金貨は18グラム以上あるにもかかわらず、1枚だけだとなかなか大きな買取額にまで繋げることはできないかもしれません。それでも額面以上の価値は確実。コレクションとしての価値はほとんどないために、売却することにこそこの金貨のメリットがあるように感じます。

●国鳥が描かれた独立記念金貨が有名

バハマ独立記念金貨は100ドルが額面となった1種類だけではありません。50ドルの額面を持ったコインも発行されています。50ドルのバハマ独立記念金貨は発行が1973年で100ドルの方は1974年に発行されたという違いもあります。

しかし共通点もあります。それはバハマの国鳥であるフラミングが対で描かれている点です。その向こう側に太陽の姿が半分ほど見えており、カラーリングはされていないものの、どこか色のようなものを感じる柔らかいレリーフがこのコインの魅力。

質量はあらかじめ細かく決まっていますが、もし裸で保管していたなどで質量が変わっているなどすればそれに合わせた価格で買い取ることになります。また、50ドルは100ドルの半分の買取額になるわけではない点にも注意が必要。実は重さは50ドルの金貨の方が少し軽いだけなので、ほとんど同じ価格で買い取ることができます。