コラム

アメリカ合衆国建国200年記念金貨

●クック諸島が発行したアメリカドル金貨

クック諸島はこの島に特に関連していない国に関する記念金貨も発行しています。過去にはハローキティの金貨や銀貨も発行したことがあり、そんなことからもコレクターからは名の知れた島となっています。

そんなクック諸島はアメリカの独立を記念してアメリカ合衆国建国200年記念金貨を発行。もちろんこれも世界各国のコレクターに向けて発行されたもの。しかしクック諸島の元首はエリザベス2世であるため、ここで鋳造されるコインには必ずこの女王の横顔がレリーフされています。アメリカ合衆国建国200年記念金貨も当然そこは守られているので、アメリカのドル金貨であるはずなのにイギリス元首が描かれているという、面白い構図になっています。

面白いからといって珍しいというわけではないのが金貨の難しいところ。アメリカ合衆国建国200年記念金貨は22金という質ですから、買い取り価格はこれに影響されます。10gほどのこの金貨は高い金純度であることも手伝って決して安い価格での買取は致しません。

●肖像画のみで構成されたデザイン

アメリカ合衆国建国200年記念金貨の表には先述のようにエリザベス2世が刻まれています。裏面に刻まれているのはアメリカの政治家として活躍したベンジャミン・フランクリン。アメリカ独立の立役者としても知られる人物であり、物理学や気象学の分野でも多大な功績を残した人物としても世界中に名を轟かせています。

更にはイギリスの探検家として名を馳せたジェームズ・クックの肖像もフランクリンと共に刻まれています。表も裏も肖像画で占められている金貨は少し珍しいかもしれませんね。これも特に査定額を上下させる要素とはならないものの、このコインの特徴として挙げられるでしょう。