コラム

建国記念金貨のカナダ20ドル金貨

●大きめで純度も申し分なしの金貨

カナダ20ドル金貨はカナダが建国100周年を記念して、カナダの王室造幣局が発行したものです。この金貨は記念の意味合いが強く、デザインも特にこだわって作られたものではないような気がします。ですからコレクターの間で高値で取引されるケースもさほど多くはありません。投資用として持っている人が多いため、あとは手放すタイミングをいかに図るかが重要になってくるのではないでしょうか。

この金貨はそれなりに大きい金貨。重さも当然ありますし、金の純度もなかなかです。デザインはカナダの金貨として必ず刻まれているエリザベス2世の横顔の肖像。裏面にはイギリス王室の紋章が刻まれており、しょうがないかもしれませんがカナダらしさを感じることはできません。ただ、買取価格だけを見ればそんな寂しさもどこへやら。目一杯価格を上げるだけの価値があるコインです。

●思っているよりも高値がつくはず

カナダ20ドル金貨の重さは18.27g、直径は27.05mmです。ケースに入れられている場合が多いので、そのままの状態で保管してあるのであればこの質量と直径が変わることはありません。しかし裸で保存している場合ですとどうしても嵩が減る可能性はゼロではないでしょう。多くの場合にはそこまで影響しませんが、極端に質量が減っていると買取価格に影響が出てきてしまいます。

ただ、そうなっていても21.6金で金が90%含まれているという品位は失われませんから、恐らく多くのカナダ20ドル金貨の所有者が思っているよりも高い査定額を提示できると思います。