コラム

オーストリアの1,000シリング金貨

●最初の発行は1976年のシリング金貨

シリング金貨が初めてオーストリアで発行されたのは1976年です。その時に発行されたのが1,000シリング金貨だったのですが、それをきっかけに、さまざまな記念金貨として1,000シリング金貨が発行されてきました。既に10種類以上の金貨が登場しています。

鋳造しているのは全てオーストリア造幣局。発行はもちろんオーストリアです。最初の発行が1970年代とあって、幾つもの種類が存在している金貨ではありますが、特にどれが珍しいとかレアだとかいうことはありません。収集家の間でもまだそういった流れはできておらず、個人の好みで大事にしている方はいらっしゃるかもしれませんが、買取させていただく場合には金貨の品位と重さによって判断致します。

品位が極端に少ない1,000シリング金貨はないために、いずれの金貨をお持ちいただいても納得していただける価格が提示できるのではないでしょうか。

●種類も品位も多数あるシリング金貨

オーストリアの1,000シリング金貨が特徴的なのは、種類によってデザインや品位が大きく異なることです。オーストリアの紋章が刻まれたデザインもあれば、それがない金かもあります。モーツァルトが楽器と共に刻まれたデザイン、マリーアントワネットが刻まれた1,000シリング金貨など、本当に多種多様。

そして品位も995/1,000とほぼ純金と言ってもいいほどのシリング金貨から、986/1,000とそれと比較すると少し劣るもの、21.6Kの品位に該当するものなど、大きく異なっているのです。

品位は買取価格に大きく影響しますが、どのくらいの金純度を誇っている1,000シリング金貨なのかもしっかりと査定させていただきます。重さは10gを超えるものばかりなので、どの品位でも査定額は高めの設定になります。