コラム

オランダのダカット金貨は上品位

●純金ではないものの高価買取可能

金の品位を表す数字で最も上位にあるのはK24です。これは純金を示しており、金純度はほぼ100%の99.9%や99.99%と表現されることもあります。その次は大抵K22で金純度91.6%となっているのですが、オランダが発行しているダカット金貨はこの両者の間の品位を持っています。

数で示すと23.59Kで、金純度98.3%。非常に高い値を示しており、これによって高価買取が可能となっているのです。問題は1枚の質量が少し小さいこと。ダカット金貨で主流なのは1ダカット金貨です。これは3.5g程度の重さしかないので、決して安い買取価格にはなりませんが、枚数が多くないとまとまった金額にはならないかもしれません。

しかしこのダカット金貨には2ダカットのバージョンも存在。1854年から発行された2ダカット金貨であれば重さも1ダカットの倍になりますから、買取金額もおよそ2倍に。高い金純度であるからこその高い買取価格に期待していただいて結構です。

●古風な伝統あるデザインが人気

ダカット金貨は一部のコレクターに人気があるようです。その理由は古風で伝統を感じさせるデザインにあります。表に描かれているのは騎士の姿。格好良いとはいえないものの、その素朴さは古い物語を感じさせてくれるようです。年代によって騎士の姿は若干変わりますが、その素朴な雰囲気は失われてはいません。

そして裏に刻まれているのは碑文。簡単な模様とともに描かれたその文字列もこの金貨の品格をアップさせているようです。しかし相当昔に作られたダカット金貨でもプレミアがつくほどではありません。