コラム

記念として発行されるペンス金貨

●イギリスらしさが光るペンス金貨

ペンス金貨の中でも知名度が高いのは50ペンス金貨です。1992年に初めて発行されたこの50ペンス金貨はECを記念したものでした。そこから何かとイベント毎などの度に発行されてきた50ペンス金貨。もちろんそのイベントや記念に応じたデザインがされています。

しかし表はいつでもエリザベス2世。これはイギリスの英国王立造幣局が発行するコインとしては外せない要素となっており、大きく異なるのは裏面のデザインとなっています。

50ペンス金貨にはスカウティングやビクトリアクロスといった種類が存在。これらが通常の金貨と異なるのは円形ではなく7角形にデザインされている点。このあたりはイギリスらしいオシャレ感が出ているのではないでしょうか。

●集めてもいいが買取額も高い金貨

円形ではないというだけでも集めたくなってしまう50ペンス金貨ですが、特別な価値がつくことはあまりありません。上記した通り初めて発行されたのが1992年とかなり歴史が浅いので、今から全て集めようと思ってもハードルは高くないため、買取に出す場合にはどうしても地金として買取金額を算出するしかないのです。

ここでひとつポイントとなるのがこのペンス金貨が22金であるという点です。24金には及びませんが91.6%の金を含んでいるため、高額買い取りは必至。

50ペンス金貨には例えば2013年にセントヘレナが発行したものがあります。これは日本人にも向けた記念金貨であったため持っている人もいるかもしれませんが、この金貨は品位が.999ですから1g換算で考えれば22金のペンス金貨よりも高い買取価格が提示できます。