コラム

天皇陛下御在位20年金貨の価値とは

●最も美しい貨幣賞を受賞した金貨

記念金貨はその発行そのものに価値があるのかもしれません。しかしそれでも何かを記念するわけですから、デザインが美しい方がコレクターも集めようという気になりますし、発行した意味もさらに増すのではないでしょうか。

天皇陛下御在位20年を記念した金貨はもちろん発行されることに意味と価値があるのですが、この金貨は世界造幣局長会議と呼ばれるコンペで最も美しい貨幣におくられる賞を受賞。世界の金貨を対象としたコンペですから、これがいかにすごいことかがわかるでしょう。

直径は28mmしかありませんが、ここに非常に細かい図柄が描かれています。表には鳳凰と瑞雲が。さらに皇居と二重橋も描かれるなど、日本らしい繊細なデザインが評価されたのでしょう。

ちなみに裏には菊の紋が堂々と刻まれており、表と裏の対比にも高いデザイン力を感じることができます。

●発行枚数は少ないけど価値は同じ

金貨や古銭は数が少なければ少ないほどプレミアがつくと言われています。天皇陛下御在位20年を記念して発行された金貨は天皇陛下御在位10年を記念して発行された金貨と比較すると半分の数しか発行されていません。ここだけ見れば天皇陛下御在位20年の記念金貨は高いプレミアがついてもいいように思うかもしれませんが、この金貨は10万枚が発行されているため、流通している量は決して少なくないのです。

ですから買取する場合にはこの両者の金貨には値段の差はつきません。あくまでも金の相場価格によって買取価格が決定されます。しかし24金の純度を持つ金貨ですから、それだけでも買取金額がかなり高くなることは間違いありません。