コラム

天皇陛下御在位10年を記念した金貨

●御即位記念金貨よりも安い額面

天皇陛下が御即位したことを記念して作られた金貨は額面が10万円でした。しかし天皇陛下御在位10年を記念して作られた金貨の額面は1万円と、安く設定されています。これは偽造問題があったからと言われていますが、しかし記念金貨なのでこの額面はたいして気にする必要はないでしょう。1万円として使う人はいるはずもなく、コレクターがそのままずっと保有しているか、あるいは買取に出すかしかないですし、後者の場合にはここ最近の金の相場を見れば、額面以上の金額で買取することができるのは確実だからです。

天皇陛下御在位10年記念金貨は他の天皇陛下や皇太子殿下に関連した記念金貨と同様に造幣局が鋳造しています。

買取価格が高くなる理由はこの金貨が24Kという品位を誇っているから。いわゆる純金で、余計な金属は含まれていないため、高価買取が可能となります。

●シンプルな柄で発行枚数も多め

天皇陛下御在位10年の記念金貨のデザインは、天皇陛下に関連した金貨ではお馴染みとなっている鳳凰が表側に。これがコインの真ん中に大きく描かれ、そこに桐と白樺が鳳凰を際立たせるような形で描かれています。流れるような模様に高い評価が集まっているこの金貨。余白も上手く使われており、デザイン的にも優れています。

裏面は皇室を表す菊花紋様。それが橘と桜に囲まれ、こちらもシンプルながら重みを感じることができる柄になっています。

平成11年に発行されたこともあり、金の価格以上のプレミアがつけられることはまだありませんが、それでも十分な買取金額を提示することができるでしょう。