コラム

EXPO’70万国博覧会記念メダル

●当時の日本を象徴する記念金貨
1970年に行われた日本万国博覧会は本当に日本中が熱狂しました。2010年に開催された中国の万博までは世界最高の入場者数を誇っており、国際万博では非常に珍しく利益を計上することができた万博としても知られています。それはまさしく日本の成長を世界に見せつけたものであり、今でもあの時代の日本を懐かしむ大人は数多く存在しています。
そんな日本万国博覧会の記念金貨は、手放したくても手放せないという人も多いでしょう。デザインが何よりも素晴らしい。表も裏も余白を存分に使い、日本画のようなイメージを持たせている雰囲気は、恐らく日本以外の国には作り出せないもののはずです。
テーマは「人類の進歩と調和」ですが、それだけではなく、日本の伝統も織り込んだ素晴らしいデザインは金貨のコレクターではなくても胸を打つものがあります。

●さらに高価なプラチナ貨もあり
金貨とは通常貨幣の役割を持つものですから、その役割を有していない万国博覧会記念メダルはまさに金メダルという表現の方が合っているのでしょう。この万国博覧会では金メダルの他に銀メダル、銅メダル、そしてプラチナメダルも作られています。
金メダルは18金と、金貨として見れば少し品位レベルは下の方。銀メダルはシルバー品位が925です。プラチナメダルはPt1000ですから、金の価値を上回ることもあるプラチナ相場を考えれば、この中では最も高い価格で買い取ることができます。しかもプラチナメダルは重さが27グラムと巨大。金メダルは13.4gなので、それと比較してもかなりの大物メダルです。”