コラム

1964年の東京オリンピック記念金貨

●金の価値と記念金貨としての価値
2020年に東京に再び日本の首都である東京にオリンピックがやってくることが見事決定しましたが、1964年に開催された東京オリンピックでは記念金貨が発行されました。記念メダルと言われることもありますが、この金貨については金の価値と記念メダルとしての価値を考える必要があると思います。
まず金の価値ですが、少し寂しい18金です。金以外の金属が25%使われていることになります。それでも大部分は金ですし、18金はアクセサリーとして利用される代表的な品位ですから、買取の際に大きなマイナス要素になることはありません。重さは7.2g。これだけあれば買取額は、多少金の価値が下落したとしてもそこそこ大きなものとなるでしょう。
記念メダルとしての価値ですが、これはなかなか難しいところ。買取の際にプラス要素になることは今のところほとんどありませんが、2020年の東京オリンピックの記念メダルが必ず発行されますから、それとの組み合わせであればもしかしたら1964年の東京オリンピック記念金貨の価値も急上昇するかもしれません。

●歴史を感じる図柄とメダルセット
オリンピックやワールドカップなどのスポーツイベントの記念金貨のデザインは、その他の金貨とは少し雰囲気が異なりますが、東京オリンピック記念金貨もとても独特な図柄が刻まれています。
走っている男達の姿も躍動感は強く感じますが、数十年の歴史も感じさせてくれるでしょう。逆側の面には五輪のマークと「TOKYO」や「1964」の文字、そして「オリンピック東京大会記念」の文字が刻まれていますが、最も大きな面積を誇っているのが五輪マークの上に書かれた大きな円。これは紛れもなく日の丸です。日本らしいですね。
金メダルの他に銀メダル銅メダルを合わせた3点セットも存在しています。”