コラム

売れば価値が出るナポレオン金貨

●種類も多めでややこしいナポレオン金貨
種類が多数存在している金貨は多々ありますが、フランスのナポレオン金貨もそのひとつ。ナポレオンといっても色々と存在していたため、コインによって肖像対象が異なっていたり、フランス金貨全てをこう表現することもあります。
例えば1800年代の半ばに作られていたナポレオン3世の金貨の中でも20フランの額面のものを特にナポレオン金貨と呼ぶのが本来の形。この20フランという点に着目し、この額面の金貨全てをナポレオン金貨と呼ぶこともありますし、このあたりの定義は少しややこしいところ。人によっても多少変わってくるでしょう。
幅広く捉えた場合には10フランや50フラン、100フランといったさまざまな額面のナポレオン金貨が存在しており、コレクターを楽しませてくれています。
しかしいずれもK21.6であり、金としての価値は上々。フランによって重さが異なるので買取金額もこれに合わせるように上下するものの、小さなものでも金貨としての価値を感じることができるでしょう。

●珍しいようでそうではない地金型金貨
日本でもよく知られているナポレオンの存在。また、発行が1800年代と非常に古いことからこのナポレオン金貨はとても珍しいものではないかと思って集めている人もいるようですが、しかし残念ながらプレミアがついたり付加価値で金の相場よりも相当高い値がつくようなナポレオン金貨はまずありません。
その理由は単純で、発行枚数が多かったからです。珍しいのではないかと思う先入観を日本人は持ちがちですが、ナポレオン金貨は恐らく買い取りに出した方が価値を見出せると思います。”