コラム

22金のエリザベス女王訪港記念金貨

●女王の香港訪問を記念した金貨
金貨の発行が非常に多いイギリス。エリザベス女王訪港記念金貨は香港の金貨ではあるのですが、これはまだ香港がイギリス領だった時に発行されたものです。女王が訪問したことを記念して金貨が作られるのは何ともイギリスらしいですね。
この金貨は重量が16グラム弱となかなかの重さを持ち合わせています。しかし買取の際になるもうひとつ重要な要素がありますよね。そう、金がどれだけ含まれているかです。エリザベス女王訪港記念金貨は純度が91.7%。つまり22金ということになります。純度100%の24金に次ぐ純度となるため、16グラムの重さがあれば持ち主の方が思う以上の高値で買い取ることができるでしょう。
エリザベス女王訪港記念金貨を日本国内で使う人はいないと思いますが、金の純度と重さで買い取る場合には汚れていても問題ありません。

●2種のエリザベス女王訪港記念金貨
エリザベス女王訪港記念金貨は2種類の金貨が存在しています。ひとつは1975年発行のもの。そしてもうひとつはその約10年後の1986年に発行されたものです。どちらも22金であることは変わりませんし、重量や直径にも違いはありません。違うのはそこに描かれているエリザベス女王の雰囲気ではないでしょうか。10年経過しているとあって、さすがに年齢を重ねている様子がうかがえます。しかし全体のデザインとしては1986年の方が美しい。だからといって査定金額に大きな差が出てくる訳ではありませんが、しかし市場での流通価格を見てみると1986年製の金貨の方が若干高値で取引される傾向があるようです。”