コラム

市場復活をかけたブリタニア金貨

●ブリタニア金貨はこんな金貨
イギリスの王立造幣局が製造し発行しているのがブリタニア金貨。金の価値が高まり、市場でも多く取引されてきた金貨ですが、イギリスもソブリン金貨が人気を博していたものの、各国で価値ある金貨が登場してきたため影が薄くなり、そこで市場での復活を目指して作り出されたのがブリタニア金貨だと言われています。
発行が開始されたのは1987年。毎年王立造幣局から発行されており、発行年によってはデザインが異なるので少し注意したいところ。見本として提示されているのとは微妙に違うように見えてもブリタニア金貨である可能性はあります。本物かどうか見極めが難しい場合にも査定致しますので是非お持ちください。
ブリタニア金貨は地金タイプの金貨ではありますが、品位としては22金に分類されます。金の純度は91.7%で、最も大きいものは1トロイオンス、そこから1/2、4/1、そして1/10トロイオンスまでの4種類が存在していますが、この大きさによってもデザインが異なることがあります。

●ブリタニア金貨に込められた肖像
イギリスと言えば王室の象徴であるエリザベス女王ですよね。金貨に限らず紙幣にもその肖像が描かれていますが、ブリタニア金貨にも表にしっかりとエリザベス女王の肖像が見てとれます。裏にあるのがこの金貨の呼称となっているブリタニア女神。
ブリタニア女神とはイギリスを擬人化した時の姿であり、この国になくてはならない存在。そのブリタニア女神と一緒にオリーブの枝も描かれ、これが平和の象徴となり、さらにはその平和と安定を示す食物を表現しています。
イギリスはこれらの国の象徴とも言える姿やアイテムをブリタニア金貨に刻み込むことで、この金貨の重要性を示しているとも言えるでしょうし、コレクターにも人気の高い金貨となっています。”